タイトルでドキッとさせてしまい、すみません。
一所懸命頑張れば、いつかは報われて、好きなことをして生きていける...わけではありません。
私も過酷な環境に自らを追い込んで、働いていたことがあります。精神がボロボロになりながら。頑張らなければ価値がないと、自分を否定していたのですね。
結果どうなったかというと、そういった苦しい仕事は続きませんので、報われることはありませんでした。
そもそも頑張らないといけないと思っている時点で、その仕事(あるいはその職場、人間関係)は向いていませんね。
頑張っても報われないオーラ(悲壮感)が出てるとき、なにをしても裏目に出るだけです。それでもっと無理をすると、体と心が壊れます。
自分には価値があるということを証明しようとするのを、まずやめましょう。それは価値がないと言っているようなものです。
ダイヤモンドはあんなに役に立たないのに、喉から手が出るほど欲する人がいます。そこにあるだけなのに。
ダイヤモンドは自らの価値を証明しません。
あなたも自らの価値を頑張ることで証明する必要はありません。
頑張らないと価値がないと言っているようなものです。
じゃあ偉そうにすればいいんですか?と。
違います。
本当に偉い人は、偉そうにしません。偉そうにするのはいつも偉くない人です。
「じゃあ何をすればいいんですか?」
だから、そもそもなにかしないと価値がない、という発想がいらないです。
本当のことを言えば、報われるとか、価値があるとかないとか、そういうこと自体を考える必要がないです。
ただ、自然体で好きなように生きてみたらいい。
ちなみに頑張らないと自分には価値がないと思っている人は、人についても(やりたくないことを)頑張っているかどうかで、善悪の判断をしてしまいます。
だから「自分はこれだけ頑張ってるのに、あの人はズルい」「ああいう仕事は意味がない」という感情を人に向けてしまうことが多いです。
自分のことが頑張らないと許せないから、頑張っていない人を見ると許せなくなってしまいます。
頑張るのではなく、夢中になれることを探してみてください。
はじめは、「自分には存在そのものに価値があるんだ」と信じるところからスタートするかもしれません。
それで結果が出ていくことを確かめているうちに、自分に価値があるということを自然に受け入れられるようになるでしょう。
自然体でいるときが最も価値を生むと知れば、自分自身の魂の声に忠実であろうとするでしょう。