パンフレットの持つ魔力と魅力

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ビジネス・マーケティング

コミュニケーションだよ全部

パンフレット専門のデザイナーとして数年が経ちましたが
なぜこのインターネット時代に紙がまだ残っているのか
しばしば訪れるこの疑問。

様々な角度から考えてきたのでいろんな答えが出てきたのですが
ひとつは「触れるコミュニケーション」の特異性があげられます。

スマホで検索すれば早いやん!
おっしゃる通りです。

しかしその情報は触れないから「価値」をとても薄く感じる。
下手すれば1時間後は覚えていない。
瞬時に、すぐに、早く
聞こえはいいけど頭には残らない。

これをビジネスに置き換えると少し怖い。
感覚の問題なので答えは様々だと思うが
少なくともパンフレットには多少の「特別」を感じるだろう。

パンフレットというか紙に。

ペーパーアイデンティティ

ブランドや洋服のタグは思い出として取っておきたくなるし
写真や絵画は飾りたくなるし
思い出の雑誌は捨てられない。

人にとって一種の生活に必要な物であり
ひとつのアイデンティティではないだろうか?
残せるアイデンティティ。


WEBサイトも作りますが
「このビジネスならパンフレットだろう」と思うこともある。
それはたぶんWEBサイトだけではアイデンティティをカバーしきれないからだと感じる。
別にWEBが悪いというわけではないしWEBにしかできないこともたくさんあって作ってきた。

しかしうまく行ってないと感じるのであれば
意外とライバルのやっていないビジネス戦略かもしれないですよ。
パンフレットは。



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