占いは未来を変える 2  梅花心易・通間神 

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 実例を挙げるにお客さんの例は引き合いに出せないので、私の親戚の例で解説していく。
 平成23年10月に親戚のお嬢が心臓に不整脈があるということで診察を受けたところ、神経が交錯していて手術しなくては治らないという進みになり特に喫緊な状態になっていた。別の親戚のはとこが心臓手術でわずか8歳で亡くなった経緯もあるので、親族が集まり話し合いをしたところは反対意見が大勢を占めた。
 手術しないで、対症療法で長く生きていける方を選択するという結論に達した。このスタンスを決めることが大事だ。
 そこで、こちらのスタンスが決まったところで占いを立てる。

  変卦・結論        本卦・現在       互卦・説明
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  水山蹇 初爻       火水未斉        水火既済

 易経を見れば、水山蹇が行き止まりとか苦難であることがわかる。また、用が体を剋していて猛悪の部類だ。最悪でないのは、本卦が帰魂卦でないことだ。また本卦と互卦の陰陽がすべてひっくり返っていることから、まったく真逆の判断をとっているということがわかる。山道なら引き返せ、仕事なら最初からやり直したほうが早いということになる。
 ではどうしたらいいのだろうか。変卦を見て艮が坎を剋している、土剋水になる。まったく、坎の象意には病人というのもあるので困ったものだが、相手は病人を占うわけでここからエネルギーをとるわけにはいかない。で金生水となる、乾兌をどこかにないか探す、これが通間神という助っ人で森羅万象の中に助けが隠れている。人で言えば乾は権力者、兌はバカ者の時もある。方位で言えば西、北西。象意では大学病院なら離と来るだろう、市立が西、県立が北西、乾のほうが易的にも上なので県立をとる。
 後は手術反対でいったんまとまった相談で、周りを説得していく。医者はいつもいい方を言うが最近はリスクも説明する。そのリスクの説明が非常に邪魔だった。しかしそのうえで本人の意見も聞いてみると、やはり心臓が苦しい時があるというのでみんな同情し始める。医者のおじさんの意見を聞いてみるとその手術は失敗しても変わらないからよくしかなんないよ、で、周りの決断を促して手術に持ち込んだ。結果論だが通間神は医者のおじさんだったようだ。
 結果は完治したが、手術歴が残るので特殊な職業には付けなくなった。しかし、体力もついてきて今は結婚もして何の障害もなく暮らしている。

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