リユース品を人に譲るにあたって、注意していること。

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美容・ファッション
リユース・アップサイクルも趣味、と以前ブログに書きましたが。
リユースでは、友人と不要品のやり取りをしています。「洋服たくさん持ってるね」と言われる秘密の一つはコレでして( ´艸`)

最初は、親戚の大学生の女の子が、バイトをしながら遊興費や美容費を捻出するのが大変、と聞いたところからでした。

当時彼女は高校生だったので、アラフォーの洋服なんか送っても困るかな…と思いつつ、確かに学生時代はオシャレしたいけどお金がない、という状況だったよなぁ、と昔の自分を思い出し、「要らなかったら、売るなり捨てるなり好きなようにしてね」と伝えて、送ってみました。

そうしたら彼女がとても喜んだと聞いて、確かに高校生位になれば着るものは大人と変わらないかも。

寧ろ少し大人びたデザインが喜ばれたり、自分では買わないテイストの服で着こなしの幅が広がったりするかも、と定期的に送ることにしました。

お気に入りの服でも、年齢や体形の変化、好みの移り変わりで、合わなくなったり着られなくなったりします。

また、どれだけ吟味して買ったものでも、実際着始めたら体に合わない、しっくりこなくて出番がない服が、残念ながら出てきます。

そういう洋服たちを「高かったから」とか、「まだ殆ど使っていないから」と箪笥の肥やしにしておくことは、返ってもったいない。

新しいうちに、彼女または他の誰かに利用してもらった方が、ずっと良い生かし方で、私にとっても彼女にとってもこの洋服たちにとっても、ためになることだ!

とある時ハッと気づき、発想の転換が起こりました。

これまでは、散々迷って溜め込んだ挙句、最後の最後の段階で、それでも後ろ髪惹かれる思いで泣く泣く手放していたのですが、ずっと早い段階で、とても気に入っていたけど、高かったけど、その想いを無駄にしないためにも、新しくきれいなうちにもらってもらおう!と、大きく行動が変わりました。

さらに、箱を開けた時の彼女の喜ぶ姿を思い浮かべたら、プレゼントのように嬉しいサプライズをプラスしたくなって。丁寧にたたみ、きれいに箱詰めもするようになりました。

もったいない精神で捨てられない梱包資料がたくさんあるので、好都合!衣類は洋服購入時の透明な袋や不織布にきれいに入れ、細かいものは可愛い箱や缶に詰めたり、包装紙にリボンを掛けたりもします。

楽しく包装した完成品は、中古品なのに見違えるほど明るくなり、自分でも本当に驚きました。

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大切にしたい、という気持ちと手間は、中古品に大きな価値を付け加えることを、改めて実感しました。

先日、断捨離をしているという友人が、お気に入りのものばかりなので、誰か喜んでくれる人に譲りたいと話があったので、親戚にあげたいと全部いただいてきました。

フリマや下取りなど他の方法の希望はないのか聞いたところ、大きなゴミ袋に詰め込んで、一袋いくらで売られていくのは見るに堪えないので考えていない、と聞いて、とても共感しました。

彼女が用意してくれたそれらの品々は、私がしたのと同じように丁寧にたたまれ、包装紙やリボンで飾られてあり、愛情が感じられてとても嬉しい気持ちになりました。

同じ価値観を持つ人達と繋がって、この輪が大きくなっていくといいな、と思っていますが、自分ならお古を喜ぶと思われているのか、と雑に扱われた気になる人がいるのも事実です。

実際に地雷を踏みかけたことがあるので、お互い不快にならないために、喜ぶ相手かどうか確認が必要だなと思うようになりました。

以降は、雑談の中で、友人から中古品をもらって使っていることを話してさりげなく反応を見たり、フリマやリユースショップを使ったりするかどうか聞いてみたり、事前にリサーチするようにしています。

ということで、注意事項として、

・要らないものをあげる、という気持ちでなく、譲るものと譲る相手にリスペクトを持って。

・中古品に対する考え方を確認。

の二点を落とさないように心がけて、譲り譲られを楽しんでいこうと思っています。
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