人との出会いを楽しむ工夫、大切では。

記事
コラム
以前、ゆるく婚活中だった頃。お散歩コンや
いろいろなイベントに参加したり、マッチン
グアプリを利用したりしていました。

今、“婚活”という言葉を聞いて一番思い出さ
れるのは、残念なことに、婚活パーティ終了
後の、エレベータ内の女性参加者達の溜息で
す。

参加したことがある方はご存じだと思います
が、パーティ終了後、女性から先にお帰りく
ださいというアナウンスがあって、ぞろぞろ
と帰宅する途中、見ず知らずの女性参加者同
士で、ちょっと気まずい、あのエレベータ内
のお話です。

オシャレして気合を入れて、時間と手間とお
金をかけて参加したパーティで、お目当ての
人が誰も見つからない、または振り向いても
らえない、となれば、溜息が出るのは当たり
前なんですが。

コソコソと聞こえてくる、そのパーティでの
感想や、重苦しく長い溜息から、“自分が選ぶ
側”で、“満足させてよ、楽しませてよ”という
心の声が聞こえてくるようでした。

また、ある男性参加者からは、プロフィール
の職業欄から会社の最寄駅を聞かれ、その情
報から会社名を特定され、さらに年齢から年
収などを推定し、値踏みされたと聞いて、考
えさせられました。

この男性参加者の方とはカップル成立となり、
2度デートに行きましたが、どうも誠実さが
感じられず、結局フェードアウトとなりまし
た。

彼の態度を見ていて、先述の苦い経験エピソ
ードも併せて、女性に対する不信感があり、
自分が裏切られて損をしないよう、私に対し
て誠実を尽くすことを躊躇っているように、
私には受け取れました。

お互い動きを読み合うことからくる疲れや、
他の参加者への嫉妬、自信の喪失などで、ど
うしても気持ちがささくれ立ってくる。

女性側は、どうせ若くて可愛い人を求めるん
でしょ、だったら、こっちも選ばせてもらう
から…!と打算的になる、男性側から見たら、
肩書や年収ばかり重視するのか…とうんざり
する。

この男性の私への対応には、期待と大きく外
れた分ガッカリしましたが、この相互作用が
よく理解できたので、水に流せました。

長年かかって出来上がった、どちらも不幸に
なる、この歪な構図。打開策はそう簡単には
出てきませんが、まずはやはり、お互い肩の
力を抜いて、知らない人との出会いを楽しむ
余裕が必要なのでは、と思います。

目の前にいるのは、全世界でたった一人の人
で、二度と会うことはないかもしれない。そ
う考えたら、結婚のパートナーとしてアリか
ナシかは置いておいて、ある意味とても貴重
な出会いなのではないでしょうか。

一期一会を大切に!キラキラ…なんてレベル
でなくても、せっかくの出会いを楽しんで帰
ろうという姿勢があったら、カップルになれ
なくても、今日は楽しめた、前回よりも自己
紹介が上手になった、友達ができた、なんて
喜びが手に入ったりするんじゃないでしょう
か。

楽しそうにしている人には自然に人が寄って
きますし、大したことを話していなくても、
相手は楽しく感じ、話が弾みやすくなります。

それを繰り返すことで、理想のパートナーへ
近づける可能性が高まり、結果的に、急がば
回れだった、なんてこともあるんじゃないか
と。

この経験から、楽しむ工夫って大切だなぁと
思い、プロフィールブックを作り始めたので
した。

冊子だけでなく、パワーポイントデータもお
渡ししているので、スマホ上で出して、相手
に見せるといったことも可能です。

緊張して上手く話せない時のお助けグッズと
して、また、苦手な人との沈黙回避にもどう
ぞ。

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