【ExcelとACCESSの連携】Excelでできることは、ACCESSでもできる

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世間では、何かと、ACCESSは敬遠されがちです。
Excelのほうがカンタンですが、ACCESSでも、同じことはできます。
VLOOKUP関数はできませんが、面白い事例を紹介します。

Excelでできることは、ACCESSでもできる


こんにちは。伊川です。
今、キャバクラの給料明細を作成しています。
そこでなんですが、Excelの関数で実行できることは、ACCESSでもできます。
ここが重要です。
基本的に、ACCESSとExcelでは、データの並び自体が別だからです。
Excelに関しては、縦横無尽になんでもできます。
しかし、ACCESSは、基本的には、横並びです。
縦は、苦手なんです。
その苦手を、どの様にACCESSで克服するかを紹介します。
ACCESSとExcelの違いですが、Excelは、基本的に PowerQurey等を利用しないと、データを貼り足したときに、範囲を再設定しなければなりません。
ここが面倒です。
ここでも集計クエリが活躍します。




このブログはこんな人にお勧め

ACCESSで会計システムを作成したい人
ACCESSでクエリを勉強している人
ACCESSのすごさを知らない人


このブログを、読み終わるころには・・・・

ACCESSの醍醐味は、VBAではありません。
クエリで抽出するこが醍醐味なのです。
そのクエリを、理解することがポイントです。
抽出さえできれば、後は、Excelに任せて計算をしましょう。


サブクエリと集計クエリ

最近は、競馬のデータベースのみ、作成しているので、実務の技を忘れています。
特に、Excelの関数は言われると思いだしますが、悩むことが多いです。

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現在、このようなデータベースがあるとします。
同一伝票ID、かつ、同一テーブル番号、かつ、同一日時
ドリンクの総代金
本指名の女の子で等分する
その等分した、代金を、I列に表示します。
多分、予備校では、絶対に教えてくれないでしょう。


サブクエリと集計クエリ  作業手順 その1 Excelで実行

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こんな感じでしょうか?
しかし、これでは売り物にはなりません。
ここが、Excel関数とVBAの違いです。
VBAは売り物になります。
難易度は、それほど変わりません。
しかし、今回は、VBAは割愛します。


サブクエリと集計クエリ 作業手順 その2 Excel関数を、ACCESSで実行


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Excelチックな考え方、つまり、Excelでは、

ドリンクの総代金 ⇒SUMIFS関数で実行
同一伝票ID、かつ、同一テーブル番号、かつ、同一日時⇒SUMIFS関数で実行
本指名の女の子で等分する⇒COUNTIFSIFS関数で実行

集計クエリで、売上の合計を作成します。


売上の合計を作成

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本指名を抽出する


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本指名をカウント

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この辺で、Excelの考え方は終了です。


サブクエリと集計クエリ 作業手順 その3 グループ化する



グループ化をする場合は、リレーションです。

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なんとなくそれっぽくなってきました。
最後に、仕上げがあります。

サブクエリと集計クエリ 作業手順 その4 ACCESSでもできた


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こんな感じになりました。

サブクエリと集計クエリ 作業手順 その5 サブクエリで一発実行

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すべてのクエリが無駄になりました。
こんなこともできるんですね。
ACCESSは。
VBAより感動です。



ここがポイント

Index関数と、Match関数を組合わせて、作動したときは、感動しました。
クエリも組合わせることによって、無駄なクエリを、作成しなくてよくなります。
つまり、メンテナンスが楽になります。
サブクエリに関して、感動した1日でした。


まとめ

Excelと、ACCESSに関して、どちらが楽でしょう。
絶対にACCESSですよね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。



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