祖母の最期と夢と手相の思いで

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前回の夢繋がりで、今回はリアルにみる夢についてお話ししたいと思います。

夢は手相と同様に潜在意識からの情報を知ることができるという点で、深い繋がりがあります。

私は毎日夢を見ています!

でも、ほとんどが取るに足らない内容なので、朝起きて歯磨きして、そうこうしているうちに大抵の夢は忘れてしまいますが・・・

夢って不思議なもので、登場人物は時代背景を全く無視していますよね(笑)。

例えば小学校の同級生が、社会人になって知り合った友人と一緒に井戸端会議なんてよくありますし、小学生、中学生、高校生、大学生のクラスメイトが一緒に修学旅行という意味不明な出来事もありました。

そんな中で「これはいつもと違うぞ」という夢が稀にあります。

夢を見ながら「これはいつもと違う展開だな。なんだろう?」とか、夢の中で冷静に考えたりします。

私の母方の祖母が腎不全でなくなりました。
享年92歳です。大往生だったのではないでしょうか。

ずいぶん前から介護施設のお世話になっていたのですが、ある時から急激に痴呆が進んでいきました。

程なくして私のことも忘れていきました。ひとつひとつ記憶が消えてゆき、会うたびに赤ん坊になっていく・・・。そんな感じです。

最後に会ったときのこと。静かに、じっと遠くを見つめる眼差しがなんだか寂しそうでした。

子供の頃、祖母の家には正月とお盆に親戚一同が必ず集まって、とにかく賑やかでしたね。いろいろな意味でよき時代でした。私も遊びに行くのが楽しみでした。

前置きはこのくらいにして、
さて、どんな夢が印象に残っていたかというと。

私は後輩にどうしても見て欲しいものがあるから来て欲しいと、自宅へ招かれました。地下にある10~12畳ほどの小部屋です。

部屋の明かりを消しプロジェクターで部屋の白い壁に映し出されたのは、南国の風景でした。

そして身の上話をはじめたかと思いきや、おもむろに「これなんですよ」と呟くのです。

南国の風景は消えて真っ暗になりました。
そして、次の瞬間部屋の白い壁一面に映し出されたが「興死」という文字です。黒い壁に、毛筆の白で「興死」です。

「あっ!」と私は夢のなかで声を出してしまいました。同時に「これはいつもの見ている夢とは違うぞ」と。冷静に夢の中で夢を分析し始めると・・・。突然、夢から覚めました。

日本史も漢文も苦手なので「興死」の意味が分かりません。
私の勝手な解釈として「よい意味ではないな」と直感的に感じました。その週末の夜、やっぱり気になって実家へ連絡してみることにしました。

母親は兄弟姉妹で葬儀を済ませ、帰宅したところでした。
夢をみた日は、母親が祖母の最期を看取ったまさにその日だったのです。私には、落ち着いたら連絡するつもりだったという。

亡くなる数年前の祖母の手相は、基本三線(生命線、感情線、知能線)がくっくりとしていました。ただ、縦横の線がちょうど格子のように広がっていて「苦労している(苦労していた)んだなあ」と感じたことを覚えています。

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