「ワーケション」?「Work」×「Vacation」

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ビジネス・マーケティング

 既に学生・会社員達にとっての「夏休み期間」は終わりましたが。
今年は「初めてのコロナ禍」での「夏休み」。

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 実際、お盆の時期を過ぎ、「ワーケション」に対しての情報が少なくなってきましたが、ワークエンゲージメントの高い米国では既に、2000年代から、「ワーケーション」の動きは始まっている。
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 米国での「ワーケーション」の仕方は多種多様で、働く環境を変えて、新規アイディアを出すためにリラックスした環境下でアイディア出しをする、企業の管理職が自分の仕事に集中したい為に、あえて物理的に仕事場を離れ大事な会議だけリモートで参加をする。それ以外の時間は自分の仕事に集中する等ある。

1.日本人はバーケションを取りながら・リゾート地で仕事が出来るか

 菅官房長官が去る7月下旬の記者会見にて、リゾート地で休みを取りながら、テレワークで働く「ワーケーション」の普及を目指いしている政府の方針を打ち出した。観光リゾート地の観光需要が激減するなか、日本にとって観光は、地方創生の切り札である。新型コロナウィルスの影響で、インバウンドが極めて厳しい状況下の為、まずは国内観光を楽しみ・観光先でも仕事が出来る環境の整備を政府としても普及に取り組んでいきたいと「ワーケーション」の意義を強調した。

2.和歌山県や長野県が「ワーケション」における先進的事例

 ワーケーション先でも、当然「三密」は予測されるのだが、観光庁が新しい旅のガイドライン・エチケットを打ち出し、其れに則って観光地も準備を進めている。需要が落ち込んでいる観光地でも、ガイドラインに則って、「ワーケション」対策・準備が加速している状況。上記の和歌山県、長野県以外でも徐々に広がりを見せている。

3.ワーケションに対しては日本では賛否両論の声が上がっている

 そもそも、「ワーケション」の狙いは、コロナの影響で落ち込んでしまったリゾート地、観光都市の需要を伸ばそうというのが狙い。これから先長期戦になると見込まれる「新型コロナ」の経済への悪影響。
 観光地でも先の見えない不安を抱えた状態という悪循環を何とかして打破する為に打ち出された方針。
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 勿論、職場から離れた土地で仕事が出来ない職種があるのは周知の通り。
更に言えば「移動」すること自体にもコロナの影響を本当に考えた行動かといった声もあがっている。
 しかし、「コロナウィルスの感染拡大を防ぐ」施策の一方で、落ち込む景気、経済の悪化を食い止める打開策も同時に進めて行かなければならず、初めて日本だけでなく世界全体が直面している「現実」は前代未聞の事態で、模索しながらもどうにか前進していくしかほかならない。






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