家の電気容量(アンペア)って変更できる!?~できる建物とできない建物~

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友人が昔、節約をすると言って電気の容量を20Aに切り替えていました。

しかし、二つ以上家電を使うとブレーカーが落ちる・・。

結局元に戻していました・・。




どーも、Ponchaです('ω')




家電製品の技術が進化し、今では大変便利な家電製品が増えました!

伴って、電気の使える容量を変更したい!

けど、そもそも自宅の電気の容量って変更できるの?

と疑問に思った方も多いはず!




ということで今回は、

お部屋の電気容量(アンペア)の変更ってできるの!?

というテーマでお話ししたいと思います!




電気容量の変更はできる場合とできない場合があります。

その辺の理由も踏まえてご説明したいと思います!


近年は大変多くの情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。

営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?

本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。

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電気の容量(アンペア)とは!?


電気容量の変更についてご説明する前に、超簡単に電気容量が何かを説明したいと思います!

住宅における電気容量とは、

同時に使用できる電流量(アンペア数)

のことを指します。




要は、自身が住んでいる家全体で使える電気の限界値のことになります。

その限界値を超えてしまうと、自動的に回路が遮断される仕組みになっています。

これは皆さんもよく知っているブレーカーが落ちる!

という現象のことです。

自宅に設置されているブレーカーを見れば、自宅の電気容量(アンペア)が確認できます!




賃貸住宅、分譲住宅、戸建てなどなど、色々ありますが、住宅の世帯数別のアンペア数の目安は下記のようになっています!

20~30A 一人暮らし

30~40A 一人~二人世帯

40~50A 三人以上の世帯

50~60A オール電化や二世帯住宅、電力の消費量が多い家庭




上記があくまで目安ですが、家電製品を使っていて、しょっちゅうブレーカーが落ちるようであれば、電気容量の変更を検討した方がいいと言えます!

余談ですが、一般的には一つのコンセントで流せるアンペア数は15Aになります。

厳密にいうと、複数のコンセントがあっても同じ配線であれば、トータル15A以上の電気を使用すると、安全ブレーカーが落ちます。

この辺については、また別の機会でお話をしたいと思います!

電気容量(アンペア)の変更ってできるの!?


では、本題に入りたいと思います!

電気容量(アンペア)の変更ってできるのか!?

という回答に関しては、基本的にはできる!

けど、出来ない建物もあるので注意が必要という感じです!




一般的な住宅であれば、

20~60A内での変更は原則無料で行うことができます。

ただ現在設置されている電気メーターがアナログ式電力メーターの場合は、ブレーカーの取り換え工事が必要になります。

その場合でも、基本的には工事費はかかりません。

とはいっても、ブレーカー交換は室内作業の為、立会が必要になり、作業時間は約20分~30分程で、その間電気が使用できないので注意が必要です。




変更をする場合は、電力会社に連絡をし、手続きをすることになります。

注意点としては、一度変更をしたら、1年間は変更できないということ!

しっかり適正な電気容量を見極めるようにしましょう!

マンションやアパートの場合は、変更ができない場合も・・

マンションやアパートの場合、変更ができない可能性があります。

これは、建物自体で使える電気の最大容量が決まっている場合があるからです。

マンションの場合は、規模が大きいので、大丈夫なケースが多いのですが、

賃貸住宅のようなアパートの場合は、建物自体の電気の最大容量が超えてしまう可能性が高く、

・貸主であるオーナーさん

・管理会社

の許可が必要になることが多いです。

変更が出来た場合でも、退去時には元のアンペアに戻すよう言われることもあります。




マンションやアパートで昔の建物の場合、配線の大きさからそもそも電気容量を上げることができないことがある為、事前に管理会社・電力会社に相談しましょう!

普段の生活から適正な電気容量を確認する


先ほど、世帯数別でのアンペア数の目安を記載しましたが、

実際は、普段生活する上での電気の使用量を確認したうえで、自身に適正な電気容量で契約するのが良いです。

ここでちょっと家電製品の必要な電気容量を見てみましょう!




今は電気容量を抑えた最新の機器も出ているので、あくまで参考程度にしてください!

・エアコン 暖房6.6A、冷房5.8A

(10畳用で稼働している時の平均値)

・冷蔵庫 2.5A

・照明 全体で2A

・電子レンジ 15A

・炊飯器 13A

・テレビ 4.9A

・掃除機 2A 強で10A

・ドライヤー 12A

・洗濯機 ドラム式2A 乾燥時13A

・IHクッキングヒーター200V用 20~30A

上記の家電製品で、もっともよく使用する時の容量で計算をします。

一般的には、夏より冬の方が電気の消費は激しいです。

例えば、冬場に一番電気を使用する場合


エアコン6.6A + 冷蔵庫2.5A + 照明2A + 電子レンジ15A + 炊飯器13A + テレビ4.9A

=44.0A

になり、この場合であれば50Aがいいよね~

となります。

上記のように電気を一番利用する時間帯で計算し、どのくらいの容量が必要か判断すると良いです!

電気容量を増やした分だけ基本料金は高くなる


電気を使用した分だけ、電力会社に電気代を支払う必要がありますが、それと別に、電気容量の基本料金が存在します。




電気容量が50Aで十分な場合でも、60Aで契約することも実質可能です。

しかし、電気容量を増やせば増やすほど、電気の基本料金が高くなるので、無駄なお金を支払うことになります。

下記の料金は東京電力のHPで記載している目安の料金ですが、契約している電力会社によって大きく異なるので、ご注意ください!

20A 295円24銭

30A 885円72銭

40A 1,180円96銭

50A 1,476円20銭

60A 1,771円44銭

といった感じです。

つまり、過度な電気容量を上げることは、無駄に基本料金を払うだけなのでもったいないということなんですね!

最新の家電は節電効果がある!?


最近の家電製品は、昔と比べて圧倒的に省エネで節電効果があります。

少ないエネルギーで従来の製品と同等の効果があります。

現在電気やガスなど、エネルギー不足と言われています。

結果、電気代、ガス代が高騰し、しばらくは上昇傾向にあります。

そういった観点からも、省エネの家電製品を使用することで、年間の電気代を従来の家電製品と比べて下げることができます。

月に換算すると数百円程度ですが、年間で考えると意外と差が出てきます。

また、少ない電気容量であれば、契約する電気容量も抑えることが出来、基本料金を下げれます。

こういった小さな積み重ねが、徐々に大きな差となるんですね~

まとめ


いかがでしょうか?

今回は、

お部屋の電気容量(アンペア)の変更ってできるの!?

というテーマでお話しさせていただきました。




電気容量の変更は簡単にできてしまいますが、マンションやアパートに住んでいる方は、管理会社等に確認が必要です!

また、普段自身がどのくらいの電気容量が必要なのかをしっかり見極めてから、適正な電気容量に変更するようにしましょう!


近年は大変多くの情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。

営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?

本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。

リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。

建築工事・設計といった建設業の内容から、お部屋探し・不動産購入といった不動産業の内容まで幅広く扱っております。

気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォームよりお問い合わせください!

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