「他人の意見を受け入れられない」と気づいたとき

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コラム
自分は寛容で、どんな人の意見でも受け入れられると思っていた。

でもそれは勘違いだったようだ。

今は、それを正直に認めよう。
私はそんなに出来た人間ではない。

自分の提案が否定されれば、まるで自分自身が否定されたような気分になる。だから相手の意見を受け入れず、意見ばかりか相手そのものも否定しようとした。
相手はそこまで考えて言っていないのに・・・。

「私の意見は否定された」「私は嫌われた」「私は大したことないと思われている」。そして「あの人は間違っている」「あの人も大した人じゃない」などと、相手を否定し始めていた。

意見交換、話し合いという行動の裏で、様々な感情が蠢いていた。「意見の違い」「様々な考え方」という理性的な言葉を忘れて、感情ばかりが暴走する。
このとき理性の脳は感情に支配されていた。

私はその程度の人間だ。


そんな時はどうしようか?
まずは、自分はそんなもんだとあきらめること。自分を明らかにすることにした。そして、「バカにされてもいいや」と開き直ることにした。


それでも、また同じことを繰り返している。
でも、最近少しづつ変わってきたようだ。

自分の感情に気づき始めた。
意見の否定=私の否定、になってイライラしていた。
そして、何度も繰り返す「自分の感情のクセ」にも気づき始めた。「自分がどう思われているか」「いつも一番でありたい」という思いのクセがあった。

直そうとしたが、すぐには直らない。
「直す」とは素直に自分の過去を反省することで、言葉で書けば分るがなかなか行動できない。だから「直す」ではなく、「新しく始める」ことにした。

こんな新しい行動を心がけてみた。

・「自分がどう思われているか」を考えない(否定しない)ではなく、考える時間を徐々に減らす
・「何でも一番じゃなくてもいい」と気楽に考える

最近少し変わった気がする。
それでも、また同じことを繰り返している。感情の暴走はすぐに修まらないようだ。


同じことを繰り返したら、「またか・・・」とあきらめる。
そしてまた「新しい行動」を丁寧に、ゆっくり繰り返している。急いじゃいけない。必要以上に自分を追い詰めないようにしている。

ゆっくりだから、まだまだ現在進行中です。
でも少しずつ少しずつ変わりかけています。それでいいんです。いま意識して起こした新たな行動が、無意識な習慣になりつつあります。



自分らしく生きるために必要なのがライフスキルという能力なら、私は元々その能力を持ち合わせていない。だから私には能力を高めるためにはトレーニングが必要だった。

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