小学生の勉強

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【小学生から勉強を始める一番の理由】
小学1年生になったら、まず自宅学習を始めてほしいと思います。
なぜそんなに早いうちに?
と思う保護者の方もいらっしゃると思います。
早いうちに始めるのは理由があります。
それは、勉強する習慣を身に付けるためです。
小学生の頃に勉強する習慣を身につけておくと、中学受験はもちろん、中学生・高校生になっても勉強することへの抵抗感が少なくなります。さらに、学習内容を効率的に記憶できるようになることも期待できるでしょう。
学習習慣が身につくことで意欲的に努力し、その成果として達成感を味わう体験ができるため、その後の人生の自信になりやすいです。
しかし、いきなり長時間の勉強を強要すると、勉強が嫌いになってしまうケースも少なくありません。まずは学習時間にこだわらず毎日継続することを重視しましょう。
ここでは、子どもに勉強する習慣を身につけさせるためのポイントを紹介します。

●勉強計画を立てる
子どもに勉強習慣を身につけさせるには、計画を立てることが大切です。
これは子どもだけでは難しいので、保護者の方の協力が必要です。
1.「小学校から帰宅後の17時から18時までは勉強する」など、1日の中で決まった時間に勉強させる。
2.小学校の宿題とは別に「10分は自分の苦手な教科を勉強する」などを目標にする。
※苦手な教科を理解していない子も多いので、こまめなチェックが必要です。
3.お子さんが疲れている日ややる気が出ない日、習い事などで忙しい日は30分に短縮するなど、毎日継続することを優先する。
※無理やり勉強させると嫌気が差してしまうため、お子さんの様子を見ながら柔軟に対応することが大切です。
学年ごとの目安勉強時間は少しずつ増えていますが、平均1時間ほどです。毎日1時間の学習時間を習慣にすることを意識してみてください。

●家族も一緒に勉強する
お子さんが勉強している時間は、保護者や兄弟姉妹も一緒に勉強するのがおすすめです。保護者や兄弟姉妹が勉強する姿勢はお手本となり、お子さんのモチベーションアップにもつながるでしょう。
資格の勉強や読書など、手軽に始められて複雑すぎないものが長続きします。何より「勉強するのは自分だけじゃない」と思わせることが大切です。
一人で継続して勉強するのは難しいお子さんでも「お母さんやお父さんと一緒に勉強するなら続けられる」というケースは珍しくありません。「子どもだけでなく大人も勉強するんだ」と一体感を持たせ、親子で一緒に勉強することが習慣化のコツといえるでしょう。

●「褒めること」を忘れない
学習習慣を身につけさせるには、お子さんを褒めることが大切です。「今日も勉強できたね」や「こんな問題を解けるようになったんだね」と言葉をかけることでお子さんのやる気はアップし、次の日も勉強しようという気持ちになるでしょう。
お子さんを褒める際のポイントは「テストの点数ではなく、勉強した過程を褒める」ことです。テストの点数を褒めると「結果がすべてなんだ」と思い込んでしまい、成績が伸びずに悩みを抱えるとプレッシャーを感じてしまいます。
勉強する過程を褒められると、毎日続けることが大切と感じ取ってくれるため、結果として継続的に学習し成績アップにつながるのです。

以上の3つのポイントを踏まえつつ、勉強をする習慣を身に付けてもらいましょう!


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