子どもがメガネを投げたとき、爆発しますか、しませんか? 

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今日は過去の日記を読み返して
こんなことがあったんだ・・・と
しみじみした話を。

Diary.jpeg


今年、中学1年生になる長男が
まだ小学校4年生だった頃。

2歳の頃から小学3年生の終わりまで
怒鳴ってばかりだったので
三人の子どもの中でもこの子には一番強く、
ストレス症状がでていました。


その日の夜も、
夜に本を読んでいるうちに眠くなり
「あ〜もう寝る」といって
そのまま横になった息子に、

「あ、ハミガキは?
 メガネもはずさないと。」と
声をかけただけで、

息子は急激に不機嫌になり
うめき声をあげてメガネをバーンと
部屋の隅まで投げつけるほどの
大癇癪を起こしました。

男の子 癇癪.jpeg


このようなとき、
お母さんがとる行動には

2つのパターンがあります。


1つは、
「何してるの!拾いなさい!」などと
目くじら立てて怒鳴りつけ、
子どもの行動を正そうとするパターン。
(過去の私)


こちらは、お母さん自身が幼い頃から

「物は大事にしなくてはいけない」

「親に買ってもらったものを
 粗末に扱ってはいけない」

「普通に話しかけている人に
 攻撃的な態度をとってはいけない」

というようなことを
親に怒られる恐怖心や嫌われる恐れから
学んできた人に多いです。

これは結構苦しいです。


もうひとつは、
目には見えない子どもの心の傷つきに気づいて
防衛本能むき出しの
我が子の心に寄り添えるパターン。
(今の私)


こちらは、自分自身も過去に
傷ついてきたことをみとめて
自分の心の痛みに気づけるようになっている
お母さん。


自分の心の痛みを
なかったことにしているうちや、


自分が怒られてきたこと、傷ついてきたことを
自分が悪かったんだ、と捉えているうちは
この対応をするのは難しいですが


人の行動がどのように決まっているのかが
わかるようになると、

過去に傷ついた
過去の自分の感情を
癒せるようになると同時に

我が子が自分に対して理不尽と思える
態度をとったときにも、

「こんな態度をされていやだ」
という感情に流される前に、

「どうしてこの子はこういう態度を
とるんだろう?」
と興味を持てるようになります。

考える女性.jpeg


このメガネ事件が起こった時も、
以前の私なら100%怒鳴っていましたが、
心の整理ができるようになっていたので

あぁ、この子は過去の経験から
歯磨きのことで鬼のように怒りだす母親から
自分を守ろうとしているんだ、

これまで傷ついてきたから
こういう態度になってしまうんだ

今は疲れて眠いだけ、
今日は寝かせてあげようという
穏やかな気持ちになれました。


そして、

メガネのことには触れずに
眠くなっちゃったんだね、
歯磨きだけして寝ようか、

と声を掛けることができ、

翌朝、メガネを磨いてやって
「大事にしようね」「うん。」
という会話で終わりにできました。

親子 笑顔.jpeg

こういう対応、
子育ての本を読んで
「子どもの気持ちに寄り添いましょう」と
学んでいるだけのうちは、

簡単そうに思えるのに
できない自分が苦しかったです。


ですが、自分の心の悲鳴に意識を
向けられるようになったら、

自然とこういう「神か!?」と
思えるような対応もできるようになりました^^


このような変化は、誰にでも起こります。
昨日も今日も怒鳴っちゃった・・・と
自己嫌悪しているお母さんでも変われます。

6年間、怒鳴り続けていた私でも
変わることができたのですから

大丈夫!!



子供に怒鳴りたくないのに
怒鳴ってしまうのは
お母さんの心の悲鳴ですから、

叫びたがっている心のうちを
お話ししにきてくだされば
うれしいです^^


明日は今日よりも笑顔に^^
一緒にがんばりましょう^^





































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