「悩み」を「問い」に変える

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「悩み」と「問い」の違いは?

私は「悩み」と「問い」には大きな違いがあると思っています。

「悩み」はあーでもない、こーでもないと悶々と考えてしまっている状態で、
身体的にも頭を抱えたり、下を向いてたり、胸のあたりが苦しい状態だと思います。
それに対し「問い」は、「どうしたらよいか?」「解決策は?」と考えている状態で、悩みや問題を抱えてはいますが、積極的に解決に向かう姿勢です。

おそらく「悩み」は過去や原因に囚われてしまっている状態で、
「問い」はそれを踏まえて未来に向け動こうとしている状態でしょう。

この二つの状態で解決に向かいやすいのはやはり「問い」だと思います。
人間には悩みはつきものですが、これを問いに変えられたとき、すごい力を発揮する事ができるはずです。

問いの力

問いは物事の発展には欠かせないものだと思います。
人間は自力で空を飛べませんが、どうしたら空を飛べるようになるか?
という問いが生まれたからこそ、飛行機やヘリコプターを作り上げたと思います。
もし、なんで人間は空を飛べないのか?羽がないのか?という人間の元々の
構造に囚われていたら、今の航空技術はなかったでしょう。

飛行機に限らず、科学技術・医療・スポーツ…、数多ある分野の発展は、問題の原因を踏まえ、どうしたら良くなるか?どうやったらうまくいくか?という問いが力の源だと思います。

「問い」には必ず「答え」がある

この宇宙は二面性があり、この二面は切っても切れないもので、どうしても同時に存在してしまいます。
紙には表裏がありますが、表面だけ存在し、裏返すと無くなる…ということは絶対にありえません。
同じように問いがあるということは、答えが存在します。
1+1という問題が存在すれば、答えの2が同時に存在するのです。
「悩み」も存在すれば「解決」が存在しますが、上記に示したように、悩みは原因や過去に囚われて「解決」の存在がまったく見えない状態で、それに対し「問い」は囚われていない分、「答え」が見つかりやすいのではないでしょうか?

「悩み」を「問い」に変えるカギ

悩みに囚われてしまうのは人間ですから仕方がない事だと思います。
では、どうしたら「悩み」を「問い」に変えられるのでしょうか?
私のつたないやり方ではありますが、皆さまにご紹介したいと思います。

①体をほぐす

冒頭にもお伝えした通り、悩みに囚われている時の身体の状態は、頭を抱えたり下を向いたり、胸が苦しくなったりと、心の状態が身体に影響を及ぼしています。
心=体といっても過言ではないくらい、心と体は密接になっています。
ちょっと長くなるので割愛しますが、私は武道の経験があり、自分の心の状態がもろに身体の操作に影響していることを実感してきました。
皆さまにも経験があるのではないでしょうか?

悩みが心を捕えているから、体が下を向き胸が苦しくなっているのです。
…ということは、逆に体の影響が心に影響するはずです。
つまり体をほぐすことをすれば良いのです。
スポーツをおやりになる方なら、その競技に一度没頭してみるのも手です。
普段体を動かさない方は、ラジオ体操のようなものでも構いません。
それも無理なら、足踏みでも構いません。
心のこわばりはなかなか取れませんが、体をほぐし体から心にアクセスして、ほぐしていくことは意外と簡単です。
その場に居着かないようにし、足踏みをして体を動かせば、心が軽くなっていくでしょう。それができたら次のステップです。

②悩みの語尾に「どうしたら良いのか?」を付けてみる

体がほぐれて、心がほぐれてきたら、もう一度自分の悩みを考えてみます。
この時大切なのは、悩みに+どうしたら良いのか?というセリフをつけて考えてみることです。
体を動かして、心が少しでも軽くなっていれば、客観性が出てくるでしょう。
その時、「どうしたら良いのか?」の言葉は具体的な解決法を探る姿勢です。
これで「悩み」が「問い」に変わっていくと思います。

占いを求める時のコツ

「悩み」は「答え」が見えにくい状態で、「問い」に変われば「答え」が見つけやすくなります。
先にも述べましたが、宇宙は二面性があり、「問い」には必ず「答え」
が付いてきます。
突然アイディアが湧いて解決したり、誰かがポッといった言葉がヒントになったり、誰かが助けてくれたり…。
人だけではなく、大自然や動植物からヒントを得るかもしれません。
解決までの時間は、その時々で違うと思いますが、問いを発信している状態が大切になると思います。

占いを求める時は、この問いを発信している状態が大切になります。
同時に占いを受ける時のコツにもなります。
占いは相談者の問いがとても重要です。
問いの感覚が強ければ、占いの結果も具体性が増し、解決のアドバイスも具体的になっていくのです。
対して占い師は、悩みのまま、悶々と相談に来られた方には、
その方が持つ悩みの本質=問いを引き出すお手伝いをすることが重要になってくるでしょう。

宇宙は必ず「問い」たいして「答え」を用意していると私は考えています。
占いを実践していますと、占いは宇宙や大自然と会話する一つのツールだと思うようになりました。
占い師は相談者と宇宙・大自然とをつなぐコネクターの役割なのかもしれません。
皆さまの中に悩みや問いがあって、なかなか解決しないことがありましたら、
ぜひ占いを求めてみて下さい。
もしかしたら、思ってもみない解決法が見つかるかもしれません。



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