邪気を祓って心も体もリセット

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邪気とは何?

邪気は読んで字の如く、「よこしまな気」もっと簡単に「悪い気」ということになると思います。
邪気は人や物に宿り、人なら病気になったり、物ならそれを持っていると良くないことが起きたりと昔から言われてきました。

邪気とはプラスとマイナスの両方の事

人間は生きていく上で、さまざまな場面に直面しますが、その時おこる色々な感情が邪気に結びつくことが多いと思います。
悲しみだったり、怒りだったり、憎しみだったり…。

マイナスの感情は負のエネルギーとなり、自分を責めたり、不平不満を口にするようになったり、人を責めたりします。
そして体の不調を作り出し、人間関係の不和を作り出してしまうのです。
ストレスと言っても良いでしょう。

逆にプラスの感情はどうでしょうか?
プラスの感情は喜びや楽しみに繋がり、良いエネルギー流れ、体も軽くなり、人間関係も良好になっていくでしょう。

しかしここで気を付けなければなりません。
プラスに傾きすぎるとどうなるでしょうか?
例えば、喜びのあまり調子に乗ったり、楽しさのあまり我を忘れたり、
出世して人を見下すようになったりするかもしれません。
これは足もとをすくわれ、マイナスに反転してしまうでしょう。
「驕れるものも久しからず」ということです。

邪気とはプラスであろうがマイナスであろうが、
どちらかに偏ったことを言うと思います。
バランスの崩れこそ邪気であると言えるでしょう。


邪気を祓う水

皆さまは神社やお寺にある手水(ちょうず・てみず)をご存知でしょうか?
境内に入る前に手や口を水で清めてから入るための物です。
昔は川や湧水をつかったようです。

参拝するときに、心身を清める目的で水を用いたのですが、
冷たくきれいな水は、体に付いた汚れを洗い流し、心の平静さをとり戻してくれる作用があるのです。
その状態が、お祈りをしたり、参拝する良い状態と言えるでしょう。

水は、嬉しかったり、悲しかったりするどちらかに偏ったバランスを整え、
リセットしてくれるものなのです。
これが水が邪気を祓い洗い流してくれる理由でしょう。

私流の邪気祓い

生活する上で、色々な場面にあたり、感情が出てくることは冒頭でお話ししました。
感情の起伏は人間の常ですが、囚われすぎれば邪気を招き、良くない事が起こるでしょう。
とは言ってもなかなかコントロールできるものではありません。
そこで「水」の出番です。

私は、なにか心が乱れたなと思ったら、水で手を洗ったり、顔を洗ったり、口をゆすぎます。
こうすることによって邪気が祓われ、リセットすることができます。
迷ったり、行き詰ったりした時にも効果があるでしょう。
水は、私の心身を一度ゼロに戻してくれる、スイッチのような役割を果たしてくれます。
一日の終わりにお風呂に入り、最後に水のシャワーを浴びるのも良いでしょう。(急に行うと心臓に負担がかかりますのでご注意を。)

これも私流ですが、水を使って口をゆすいだり、手を洗ったりしたときに、
心の中で「はい、邪気祓い」と思うようにしています。
こうすることで意識的にリセットされ、新たな気持ちで行動できるようになるでしょう。

占いをするときも

私は皆さまから相談を受け占うときも、まず水で手を洗い、口をゆすぎ、顔を洗ってから取り掛かります。
自分の雑念を水で祓い、皆さまの相談事のエッセンスをしっかり見ようとします。
自分の雑念=我が入ってしまうと正確に判断できず、間違ったことを伝えてしまします。
真に相談者の意図を理解するには、ゼロの状態、偏りのない状態が大切になってくると思います。
水による邪気祓いは、その状態に近づけてくれる大変ありがたいものなのです。
皆さまも、自分の偏りを感じたら、水を使って邪気祓い・心身のリセットをしてみてはいかがでしょうか?








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