#15:あなたの常識は大丈夫? ~「アインシュタイン」と「ゆでガエル」~

記事
学び
たけやんです。
 自分の成長のため & 情報のアウトプットを目的に、ブログをはじめました。まったり更新する予定です。
これを読んでくれた方に、少しでもプラスとなる事があれば幸いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

みなさんは、日常で「常識」という言葉をよく使っていますか?
その「常識」の使われ方としては、「自分を含めて、周囲の人が普通に知っていて当然の知識や考え方」という意味合いではないでしょうか。

そして、自分たちと同じ考えを持たない人に向かって「そんなの常識だよ、なんで知らないの?信じられない!」といった風に、相手を否定したり拒絶する時に使われていると思います。

そんな方に、ドイツの有名な理論物理学者、アインシュタインの名言をご紹介いたします。

アルベルト・アインシュタイン.jpg
『常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである』
【アルベルト・アインシュタイン(1879/3/14~1955/4/18)】

人の知識や価値観は、その人が今までに触れた情報が基準となっています。家族や友達、学校の先生、職場の仲間といった人間関係をはじめ、新聞やテレビ、本なども情報源となります。

このように、日頃の自分を取り巻く環境から、気づかないうちに「これが当然」という価値観や思考が植え付けられていきます。
ですがこれは、あくまで ”自分の周りの人々を対象とした多数決の多い方” というだけであって、それが世界中の人類共通ではありません。だから偏見なのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここでもう1つ、『ゆでガエル理論』という考え方をご紹介いたします。知っている方もいると思いますが、ざっくり内容をお話ししますと、

【ゆでガエル理論】
カエルをいきなり熱湯に入れると、驚いて飛んで逃げてしまう。だが、程よい温度の水に入れて、ゆっくり過熱した場合、カエルは平然と泳ぎながらも、水温がゆっくり上がっていることに気づかずに茹で上がって死んでしまう。

といった理論です。つまり、人は急激な変化には敏感に反応できるが、ゆっくり変化する事には無意識のうちに慣れてしまい、反応できなくなる・・・という事なのです。

ほとんどの人が、あまり変化のない日常生活の繰り返しで「常識という名の偏見」を植え付けられているのではないでしょうか。それはひょっとすると、新しい発見や素晴らしい価値観に出会えた時に、無意識に否定・拒絶してチャンスを見逃している可能性もあるのです。

以前、プラス思考の言葉遣いについて何度かお話しをしましたが、今回の言葉は「マイナス思考の言葉遣い」に分類されると考えます。

変化を恐れたり、現状維持を続けることが悪いとは言いませんが、自分以外の価値観を一方的に否定することは、相手の人格を否定すると同時に、自分の新しい可能性を失うという、どちらにとっても不幸を招く結果になるのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

では、そんな不幸を招かないための対処法をひとつ。
これも簡単な言葉の変換なのですが、もし自分の口から「常識」という言葉が出そうになった時は、『あれ?今の自分は「ゆでガエル」かな?』と自分の心に問いかけつつ、「そういうのもアリなのか!」「自分には思いつかなかった!」「斬新な発想だな!」など、まずは相手を受け入れる言葉を発してみましょう。

他人からの新しい価値観は、自分を「ゆでガエル」から解放してくれる救いの手かもしれませんよ。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す