占いの世界へのご相談の中でも、裁判や訴訟など、法律が絡んでくるご相談を受けることも多いです。
法律的なアドバイスはできませんが、その時々に出ているカードに沿ってアドバイスさせていただいています。もしあなたが万が一そういう立場に立ってしまった時、ひとつだけ心にとめておいていただきたいことがあります。
「それに対してどれだけの時間を使うのか?」ということ。
職場で不当な扱いを受けた時、労働組合やコンプライアンスを扱う部署などに訴える方法を取る方がいらっしゃいます。
または、離婚したい時に、どうしても金銭面で納得がいかずに調停になってしまう方がいらっしゃいます。
そうするとどんどん時間が過ぎていきます。その間、人生はストップしているような状態になります。こういう時「どこで折れるのか?」を考えてからスタートしないと、いつまでも「自分の思う結果になるまで」辞められなくなってしまう方がいます。
どうしても引けない部分があるのかもしれません。しかしながら、その時間はあなたにとって一番大切な人生の時間です。それをどれくらい長く、その頭の痛い、神経を疲労させる問題に費やすのか?それは冷静に考えなければなりません。
納得いかない結果であっても、さっさと手を引いて新しい人生のスタートを切ってしまうほうがいい場合もあります。新しい就職先を見つけてしまうことや、新しい出会いを求めたり、自立する方法を探った方がいい場合もあります。
揉めている最中は、気分がすぐれないことも多いですし、自分では変わっていないはずでも表情が暗くなっていくことも多いようです。あなたの口から裁判や調停の話や相手に対する恨みつらみしか出ない間は友人も距離を取り始めます。
あなたが抱えている問題の大きさに対して、長くもめ続けることが本当に大切なことかどうかの冷静な判断は必要かと思います。
もし「それよりも新しい人生へ進みたい。」と思われた時にはぜひ一区切りつけてみてください。踏ん切りがつかない時は占い師に背中を押してもらってください。