失恋や、失職、いじめや、夫婦不仲など、世の中には悩むのには充分なだけのいろいろな出来事があります。
そういう時に占いを使って前に進むきっかけを持っていただければと思います。
私はカードに沿ってご相談の結果をお伝えしていますので、時には「おやめなさい」と言いますし、時には「まだあきらめなくていいのでは?」と言うこともあります。
しかし、どんなカードであっても、それは「あなたが幸せに向かって進んでほしい」という気持ちを持って助言しています。
世の中には「悩むのが好きな人」が少なからず存在します。悩むのは悪くことはありません。しかし中には長時間悩んでいる状態にいるのが好きな人がいます。その間、問題は先送りにできます。自分で決断も行動もしなくていいので最終結論を見ないで済みます。だからついついそこに居続けてしまうのです。
でも、それって人生の大切なものをどんどん先送りにしているだけなのかもしれない事に気がついてほしいのです。
悩む時間はあっていいと思います。でも、時間を区切って悩んでほしいと思います。それだけの時間を悩んでも答えが出なかったら一度手を離す決断をしてほしいのです。
または、悩んでどちらへ進んでも確率は同じくらいだと思うなら、進める方向へ進んでください。分かれ道の前でずっと立ち止まっているのは賢い考えではありません。
人生ですから完璧な道はありません。どの道に行っても上手く行かないかもしれません。でも、少なくとも長い時間立ち止まっているよりもいいかもしれません。動けば、新しい出会いもあり、新しいアイデアを思いつくかもしれません。そして、元気になってもとに戻るいい方法も思いつくかもしれません。
そして、それは今ある状態をあきらめて進むことだけではないのです。やり残したこと、言えなかったことを言ってから進みたい人は言えばいいのです。言ってもムダだと思っても言うことによって変化があると思うなら言えばいいのです。行動すればいいのです。
とにかく「悩んだまま動けない私」を続けないことです。