夜の手紙も、夜のSNSも(恋愛)

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私が学生時代だった頃は、携帯もスマホも、パソコンさえありませんでしたから、男女の恋愛の連絡方法は電話か手紙の時代でした。今から考えればあり得ない世界かもしれません。それも、学生寮住まいでしたので、寮母さんの呼び出しで1台しかない電話を使って、その寮母さんに会話を聞かれながらの電話です。こっそり恋愛したくてもできない時代でした。

その頃は手紙のやりとりも立派な恋愛のツールでした。

手紙には手紙のよさというのもあって、時間をかけて書いている間に、読み直したり、訂正したり、そういう「時間がくれるヒント」がありました。

その手紙さえ「夜に書いた手紙を朝出してはいけない」と言われたものです。

夜に書く手紙は、自分よがりで、熱くなっていたり、行き過ぎた表現をしてしまったりするので、必ずどんな手紙でも朝読み直す方がいいと言われていました。この習慣は、会社の企画プレゼンなどには、まだ活かされているように思います。

現代に話を戻せば、ラインを始め、SNSは電話と同じように「思ったことを考える時間なく、すぐに送ってしまう」危険性があります。一度読み直していても、それは誤字脱字は見つけられますが、感情が行き過ぎているかどうかは本人は発見できません。

一度送ったメッセージは相手が読んでしまえばジエンドです。

付き合っている男女の別れ話がもつれて「昨日の夜に喧嘩してまだ連絡がありません。」というご相談をいただくのも、必ず「夜」なのです。

つまり人間は夜になると思考力が落ち、感情的にになってしまうのです。

これまでにそういうことで失敗をしている方は、ものすごくアナログですが、スマホの上に紙を貼って、「夜は感情的にならない!」とでも書いておくのがいいのかもしれません(笑)。

話がこじれ始めたなと思ったら、一度やめること。実はこの「やめどき」を決めておくのがとても大切なのです。

一度、おふたりで「喧嘩になりそうになった時の辞め時」を決めてみてはいかがでしょうか?

例えば「30分で終わる。それ以上は同じ日に続けない。」
「お互い腹を立てている理由を3つ順位をつけて紙に書いて渡して終わる。」
「喧嘩の時は相手のことを「さん」付けで呼び合う。」(こうすると喧嘩がエキサイトしにくくなります。)

などなど、あなただけの冷静になる方法だけではなく、お二人の冷静になるルールも心がけておくといいかもしれません。

それでも上手く行かない時は占いもいいかもしれません。

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