「引き寄せの法則」などでは、上手くいった状態を言葉にしましょうとよく書かれていますが、以前こちらのブログで「その時の感情が大切である」と書きました。
例えば引き寄せたいのが宝くじの大当たりだとすると「宝くじに当たったから豪華海外旅行するわ~」と言っている人がいます。でもこの後、「アハハ~~~~」と自分を笑っているのです。
これって脳内で「そんなはずないじゃん!」と自分でツッコミを入れて否定しているのと同じです。
他にも「アイドルの〇〇君みたいな人と付き合いたい。付き合っていることにする!」と言った3秒後、ふぅ~~~とため息をついている女性。
これも脳内で「そんなわけないか。私がアイドルと付き合うなんて」と思っているのです。言葉にはしていませんが、脳内で変換されてため息になってしまうのです。
引き寄せを実践する上で大切なのは言葉ではなく「感情」や「気分」です。
宝くじが当たりたいなら、もう当たった気分でいるはずなので、それを言っている自分を笑うことなどないのです。当たっているのですから当たり前のこととして話しているはずなのです。
アイドルのような彼と付き合っているなら、幸せの絶頂です。そんな時にため息など出るはずもないのです。
まだ何も手に入っていなのにどうしてそんなことができようか!と思われるかもしれませんが、いつも言っているのは「遠足を前にした小学生」だった頃を思い出してください。
来週の遠足、明後日の遠足、明日の遠足、毎日楽しみで仕方なかったと思います。ところが、大人になってくるとイベントの前日など胃に穴が開きそうなくらい心配します。大人は「人生それほど甘くない」と思ってしまうのです。
友人のお子さんは、お正月になったら1年が切り替わったと思うのか、「今年の誕生日のプレゼントを何にしてもらうか考えると嬉しくて眠れない。」と言うそうです。お誕生日は半年も先なのにです。お正月になったらそれを考える権利が発生したとでも思うのでしょう。そこには何も疑うことなく、ただワクワクだけなのです。脳内で打ち消すことも、ため息をつくこともありません。
欲しい物、叶えたいことがある時は、言葉よりも感情、そして「脳内言霊」に気をつけてくださいね。