そもそも『ビジネスマインド』とは? その効果は!

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ビジネス・マーケティング
ビジネスパフォーマンスを語る時に、大変多く目につくワード「ビジネスマインド」について、どのような理解・認識をされてますか?

ビジネスマインドの定義について

ビジネス経験を積んで行くと、その過程の中でビジネスに取り組む上での、考え方、思考などが 頭の中で定着して備わって行きます。

ビジネスマインドは、業務に取り組む考え方、姿勢、行動規範などに対し、
適切な結果を導きだそうとする思い、心の状態のことと言えます。
行動規範 → 業務上の役割、責任を達成する上での取り組むべき姿勢。


ビジネスマインドと対比する個人マインド

ビジネスマインドは外面性(働きかけ、結果)を重視しているということです。
ビジネスの目的遂行(顧客貢献・利益追求など)に対して、評価、達成を目指す上で、組織に順応した考え方を持った心の状態とも言えます。
それは、組織(チーム)の一員として広い思考範囲の中で、思考の方向性を合わせて物事に取り組んで行くことになります。

個人マインドはプライベートの位置づけで、個人的に思う自由な心の状態と言えます。
内面性(尊重)を重視していて、ビジネスに対する制約、目的はありません。
個人マインドは、個人主義的に自分自身の思考範囲の中で、自由に物事に取り組んで行くことです。

個人マインドとビジネスマインドでは、活動のスタンスに大きな違いがあります。
またビジネスでは、ビジネスマインドが絶対優先ですから、感情コントロールが課題になることもあります。


新入社員教育で大切なビジネスマインドセット

一般的に社会人になるまでは、ビジネスマインドという言葉すら殆ど聞いたことが無いのが普通だと思います。
基本的にビジネスマインドは、社会人になってから1から身につける考え方で良いと思います。
但し、入社後 早期にビジネスマインドを身につける教育は必須だと認識しています。

一定の評価できるマインドレベルに達するには、通常 2-3年程度はかかるのが普通ですが、最初の数か月くらい集中して教育すれば、後は実業務での経験を踏まえながら育成していく方向で良いと思います。
日々、正しいビジネス上の考え、思考を繰り返し実践して習慣化レベルに達することを目指して行きます

ビジネスマインドを構築しなければ、いつまで立っても個人マインドの概念を引きづって業務に取り組むことが想定されます。その場合 よく業務中に頭の中で混乱される方が多いようです。
また、業務の立ち上がりスピード、その後の成長の伸びしろといった所に、影響が出るリスクがあります。


ビジネスマインドの構築は、目に見えない優位性が備わる

ビジネスマインドの構築レベルが高いということは、ビジネス能力を高いレベルで維持できる可能性が期待できます。
最初にビジネスマインドの構築レベルを上げていくことが、実は1番効果的にビジネス成果、パフォーマンス向上させる近道なのかも知れません。
これは、各年代層に関係なく言えることだと思います。
ビジネス経験豊富な方は、ビジネスマインドをアップグレードする概念で取り組まれてはどうでしょうか。
手法については、別の機会に記載しようと思っております。


ビジネスマインド構築は、考え方、思考など、心の状態も含めた目に見えないところを構築して、自身が求める思考の支配者になるということです。
その見えない考え方、思考こそが、ビジネスの優位性を発揮する上で最大の武器の1つに成り得るのではないでしょうか!
過去、講師としてビジネスマインドに関わる研修を実施してきて、個人々の方の構築レベルにもよりますが、ビジネス能力向上による成長・達成に効果性があることは実感しています。

最後に、ビジネスマインドと個人マインドの切り替えを日頃から意識的にメリハリを持って行うことは重要だと思います。
ビジネスに取り組む集中力に良い効果が期待できると思います。


ビジネスマインドは誰にでも構築可能なテクニックです。
是非、ビジネスマインドの本質を理解し、目的・目標 達成に向けて効果的に活用されてはいかがでしょうか。
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