第9回:Google アナリティクスの行動レポート

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ユーザーレポート、集客レポートに続き、今回は行動レポートです。行動レポートではユーザーのwebサイト上での操作が分かります。この操作には、ユーザーが閲覧したコンテンツからページの移動まで、様々なものが含まれます。

早速見ていきましょう

行動レポートの概要

 行動レポートは画面左の「行動」セクションにあります。
 まず、GAで行動データがどのように算出されるか理解することが大事です。(とGoogleさんが言ってました。)webサイトのデータ収集は
JavaScriptコードを使って行われます。ユーザーがページを読み込むたびに、このコードで「ページビュー」が作成され、GAのレポートに反映されます。これをもとに、行動レポートの指標の算出が行われます。

行動レポートの中身

行動レポートの中の、「すべてのページ」レポートからみていきます。
・「ページビュー数」には各ページが表示された回数が表示されています。デフォルトでは、ページのURLごとにデータが表示されています。レポートのプライマリディメンションを「ページタイトル」に変えると、webページのHTMLに記載されているタイトルごとに切り替わります。

・その他の指標では、「平均ページ滞在時間」や「直帰率」があり、ユーザーが各ページをどのように使用していたかが分かります。これらの指標で並び替えることで、成果の低いページ、逆に成果の高いページを見つけることができます。

「ディレクトリ」レポートでは、ページがwebサイトのディレクトリを基にまとめられています。これが役に立つのは、webサイトの特定のセクションにあるコンテンツの成果を確かめるときです。円グラフにすると、ユーザーに人気のセクションがすぐ分かります。

「ランディングページ」には、ユーザーが最初にみたページ、つまりセッションで最初に見たページが表示されます。このレポートをみると、ランディングページごとの直帰数や直帰率を確認できます。直帰率が高い場合は、ランディングページのコンテンツがユーザーに関連性がないか、魅力がないとういうことになります。

「離脱ページ」には、ユーザーがサイトを離脱したページが表示されます。このレポートは定期的に確認して、カートや決済のページなどの重要なページで離脱していないかを調べ、最小限に抑える方法を考えます。

「イベント」レポートでは、webサイトの特定の要素に対するユーザーの反応を確認します。例えば、このレポートで、ダウンロードのクリックを追跡することができます。イベントトラッキングには、アナリティクスコード以外のものが必要で、これは上級編で書きます。


ベーシックレポートについては終わりましたね!

自分のためだと思って難しくても頑張りたいと思います。
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