第8回:Google アナリティクスの集客レポート

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前回はユーザーレポートについて書きました。今回は集客レポートです。集客レポートは、ユーザーがサイトにアクセスしてきた経路や、デジタルマーケティングや広告の効果を確認することができます。

集客レポートの概要

 集客レポートは画面左の「集客」セクションにあります。集客レポートを使うと、さまざまなマーケティングチャネルの成果を比較して、高品質なトラフィックやコンバージョンの発生元を確認できます。これにより、どこに重点を置くべきか分かります
 GAはさまざまなサイトへのトラフィックを識別してデータ収集をしますが、どのようにされているか簡単に説明します。
 ユーザーがサイトにアクセスすると、GAのトラッキングコードにより、ユーザーの流入元についての属性、要はディメンションについて情報が収集されます。メディアや参照元などです。この「メディア」というのは、ユーザーをサイトに誘導した仕組みのことで、基本は「オーガニック」「CPC」「参照」「メール」「なし」になります。それぞれを見ていきます。

「オーガニック」: Googleなどの無料の検索からサイトにアクセスしたトラフィックを識別するのに使います。
「CPC」: Google広告のテキスト広告などの有料検索からアクセスしてきたトラフィックです。
「参照」: 検索エンジン以外(外部のブログなど)からサイトにアクセスしてきたトラフィックです。
「メール」: メールマーケティングキャンペーンからのトラフィックです。
「なし」: ブラウザにURLを直接入力してアクセスしてきたユーザーに適用されます。

「参照元」を詳しくみると上記のメディアの詳細が分かります。メディアが「オーガニック」であれば、参照元は「Google」などの検索エンジンです。「参照」であれば、参照元はサイトに誘導したwebサイトのURLになります。このように、メディアと参照元の組み合わせのうち、ユーザーが多いものを確認することで、有力なトラフィックを見つけることができます。

フィルタを使えばサイトにトラフィックをもたらした参照元のうち、オーガニックなものだけ、CPCのものだけなどに表示を切り替えることができます。フィルタを通すと、メディアごとの有効な参照元、または、参照元ごとの有効なメディアを把握できます。

チャネルレポート

 他にもサイトへのトラフィックを確認する方法があります。チャネルレポートを使うと、チャネル別にトラフィックを確認できます。チャネルというのは、メディア別に参照元をまとめたもので、オーガニック検索、ソーシャル、ノーリファラー参照、ディスプレイネットワークなどに自動で分類されます。

参照サイトレポート

自分のサイトにリンクしているサイトごとに整理してトラフィックを確認したいときは、「参照サイトレポート」を使います。個々の参照サイトをクリックして、自分のサイトにリンクしているwebページを確認することもできます。自分のサイトのどのページにリンクされているかを確認したいときは、セカンダリディメンションで「ランディングページ」を追加し、確認できます。


だんだんと専門用語も分かるようになりました。
あと少しで初級編も終わりです

なんとかめげずに頑張ります

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