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 禍(か、わざわい)

学者白川静氏によれば『禍』の漢字は「形声。音符は咼。咼は、冎(人の上半身の残骨)にㅂ(祝詞を入れる器の形)をそえて、禍を祓うことを祈るの意味となる。禍は残骨の呪霊によってもたらされると考えられたのである。示は神を祭るときに使う机である祭卓の形であるから、わざわいを祓う儀礼を禍といい、“わざわい”の意味に用いる」とされる。

また、「わざはひ」の語源ははワザ(隠された神意)+ハヒ(這うように広がる)が語源で、「いましめる神意のきざし」が原義という。

而して、禍(か、わざわい)は人知を超えたチカラが人心の隅々までいきわたり、人々は絶望し生贄を差し出す。今回の禍もまた、人々がいがみ合い監視し妬み、生贄を求めていると