同級生にネットワークビジネス

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これは私の親族の話です。

私の親族の大学生A、その友人の社会人B、共通の友人の社会人C

A、B、Cとも高校の同級生でした。

ある日、BさんがAに相談します。

内容はというと、Cさんから化粧品の代理店になって
副業をしないかということでした。

販売店になるには47万円の商品の仕入れが必要だそうです。

そして、販売店となるのですが、
下に販売店を付けることになります。

そこで、同級生のCさんはBさんに話を持ち掛けます。

このようなビジネスは年齢が20歳以上で、社会人であることが条件なので
学生のAには声はかかりませんでした。

違和感を覚えたBさんはAに相談したのです。

それをAは私に話しました。

私は、親族であるAに
「それはMLM(マルチレベルマーケティング)という仕組みだよ」

と説明しました。

AはCさんと話したところ、
Cさんは、この販売店の話は、
高校時代の部活の先輩から持ってこられたといいました。

部活の先輩なので、
断りにくかったということもあったようです。

Cさんは接客業でもあり
Cさんの勤務する職場に先輩が出入りするようになり
契約するように迫ってくるそうです。

Aは、Cさんの相談に乗ってほしいというので
私も連絡先を交換するに至ります。

Cさんと実際にお会いしますが、
着る物、持ち物、ブランドでがっちりかためていました。

大人に見られたくて背伸びしてるのかなと見えました。

近日中に商品代金をクレジットカードで決済しており
一度に金額を引き落とされるそうです。

私は以前に、消費者トラブルに遭ったという体験もあったので、
消費者生活センターに向かうように教えました。



センターで、
内容証明の書き方をアドバイスしてもらい
内容証明が化粧品の会社に届き、
無事に解約できました。

解約するための理由としては、職場まで来られたので
心理的にも支障があったという点が決め手となりました。

また、早めに動いたので状況の記憶も良かったのです。

その後、勧誘に来られた先輩が、Cさんが抜けたと聞き、
先輩も、辞め方を聞いてきたそうです。


ただ、私自身の知人で、かつてMLMで成功された方がおり、
その方から、商売のイロハを学べたということはよく聴きました。

知人の方は、MLMでの体験を元に事業を起こして大成功を収められました。

どういうことかというと、
たとえばMLMは下に下にと階層を作っていくのですが、
自分で商品を作れば、代理店さんが売らせてほしいとおっしゃたり、
優秀な販売店さんもお取り扱いしたいというオファーをいただいたりと
いう構造を知ったのです。

その代理店さんに
支店もあれば、さらに販路は広まります。

地上では空気は澱んでいますが、
頂上に向かうにつれて空気は澄んできますよね。

要は自分からレッドオーシャンに向かうことではなく、
ブルーオーシャンを開拓すれば良かったのです。

こうした対照的な人を見ることができたのも
我ながら不思議な立場ではあります。







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