「正しい」とは?

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「正しい行いは、きっと周囲が理解する、受け入れてくれる、わかってくれる」
という、信念を持ってはいないでしょうか。
私たちの教育は、「正義は勝つ」と信じて教え込まれてきました。
漫画の世界は特にそうかもしれませんね。
特に一世代前のドラゴンボールや、現代ならワンピースなど・・
これも一種の教育ですよね。
「私は正しいことをしているのに・・・」
悪いことをしている人がのうのうと生きている。笑って生きている・・・
この信念が心の奥にある時、怒りが湧いてきます。悲しみが湧いてきます。
虚しさが湧いてきます。
この感情に気づくことがまずは大事です。ここが土台です。
自分が何を今感じているのかを見つめて気づくのです。
その次に
心理学や心理療法を学んだ人なら一度は聞いたことのある言葉
「ありのまま」
「今ここにいる」
これを言い換えるならば、
「判断しない」
ということです。
何かをしたとき、「正しいことをしたから、周囲は受け入れるべき」
「正しいことをしたから、悪は反省すべき」
「正しいことをしたから、周囲はわかってくれるべき」
「正しいことをしたから・・・・」
現実は、「ただありのままに存在するだけ」です。
正しいとか間違っているとかは「自分だけの判断」です。
自分に感情があるのは分かった。
それは自分のもの
それとは別に
他人がどう思おうが、感じようが、考えようが、それは自由
自分と他人がいて、何かが起こって、何かを感じた。
ただそれだけのこと
「期待」は裏切られます。
「期待」はコントロールです。
「期待」は「自分だけの判断」です。
正しいとか、間違ているとか「判断」しないことが大切だということです。
そして、感情は全て自分のものです。
他人が陰口を言ったから、傷ついた。
傷を持っているのは自分(の過去)です。
それに反応しただけで、浮かび上がってきただけのことです。
他人がいるからいらいらする。のではなくて、自分の中にあるものが浮かび上がってきただけです。
このような事実に気づくと、他人に左右されない自分を確立できます。
行きやすくなれます。
周囲に影響されずに済みます。
例え、影響を受けたとしても、それが悪ではありません。
ただ、影響を受ける自分がいるんだな。
と気づけばいいのです。
そして、その奥にある自分の課題に焦点を当てるのが心理療法です。
現実の世界を判断したとき、苦しみが増します。
現実をコントロールしようとしたとき、苦しみが深くなります。そこにゴールはありません。あるのは自分の内側にだけです。
感情は自分を豊かにしてくれます。魂を磨いてくれます。
感情を拒否しないでください。
苦しくて鈍麻させてしまう方もいらっしゃいます。
できれば、自分が感じていることをそのまま認めてあげてください。
そして、ポジティブもネガティブも全て受け止めて、それをそのまま背負ってまた歩き出せばいいだけです。
どうせ歩くのなら楽しい気持ちで歩きましょう。
心は自分の「意志」で変えられます。
心は道具にすぎません。
体も、生きるための道具です。
この世で生きて、経験して、魂を磨くための道具です。
道具に振り回されないでください。
私たちは「意志」があるのです。
感情も道具です。
意志が私です。
(いしとは医師とも書きます。自分を治すのは自分の中にあるのですね。日本語はおもしろい。神様はこうやってヒントをくれていると感じるのは私だけ?)
これを言っているのがサイコシンセシス(心理療法)です。
是非、人生の羅針盤として活用なさってみてくださいね。
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