ブログでヒートマップ気にする奴、無能すぎ

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皆様こんにちは、月間平均 100 万 PV の個人ブログ「Jetstream BLOG」管理人 & ライターの 石井順 です。

今日は、はっきり言わせていただきます。『ブログでヒートマップ気にする奴無能』と。偏っているポジショントークではありますが、本心です。

ヒートマップ

ヒートマップは、そのサイトにおけるユーザー同行を可視化することができるツールです。どこが見られているのか、どこが良くタッチされているのかなどをサーモグラフィーのように可視化してくれるので、サイトデザインや広告配置などに役立つツールとなっています。というか、とくに広告配置のために用いているケースが多いですね。

WordPress でも、プラグイン検索にて「ヒートマップ(HeatMap)」などと検索すると、無料から有料までいろいろなヒートマップ系プラグインが出てきます。

ここまで聞くと一見便利そうですが、個人ブログでヒートマップって本当にブログに必要なのでしょうか?いいえ、必要ありません。なぜなら、それを気にしたところで何にもならないから。

でもブログ初心者に限って、思考停止でヒートマップ系プラグイン入れてる奴多いんですよね。もうちょい考えろや、それが本当に必要かどうか。

ヒートマップなど不要

ヒートマップ、例えば SEO 代行業者とかが「やってます感」出すためののツールです。『私たちはヒートマップツール使ってあなたのサイトをこんなに分析してます』ってな感じで。リテラシーの低いクライアントからしてみたら、『おお凄い!』ってなるでしょうね。

個人ブログに自身でヒートマップツールを導入するのも、これとほぼ同じ。自分の「やってる感」に溺れているだけ。メンヘラかナルシスとか。

ブログの基本的な構造は、どんなジャンルでもほぼ一定。例えば広告の配置は、アドセンス(Google アドセンス)ならヘッダーとフッター、記事内(自動広告)とコンテンツ直下の関連コンテンツ。アフィリエイト広告であれば、クロージングを仕掛けるコンテンツの一番最後がセオリーです。こんなもんですし、ここでオリジナリティ出したところで逆効果なわけです。

ヒートマップツール使ってユーザーがよく見ているところを可視化してそこに広告を配置したところで、収益なんて上がらないですよ。アドセンス広告であれば、それは誤クリック判定を受ける可能性が大きいということですし、アフィリエイト広告であれば、クロージングすらしていない場所に広告貼ったところで、購入もしくは申し込みにはつながりません。

アドセンスやアフィリエイト広告はテレビ CM とは違うので、サブリミナル的な効果を狙ったところでそれが自身の収益につながることはありません。まぁ、広告主にとってはブログメディア側に報酬支払う必要なく収益が上がる可能性があるので、願ったりかなったりかもしれませんが。

ブログで大事なのは、導線と誘導です。見られている場所にクリックされたいモノを貼るのではなく、クリックして欲しいトコロに誘導するための導線を作ることが大事ということ。アフィリエイト記事のクロージングもその一環。

アパレル経験者として

私、20 代半ばから 30 代半ばくらいまでの 10 年間、アパレス業界で働いていました。その中で感じたことがあります。

それは、『レイアウトで商品を売ろうとしている奴、無能すぎワロタ』です。(だいぶ煽ってます)

商品の陳列やレイアウトは、商品を良く見せ効果も多少はありますが、あくまでもブランドイメージを提示するためのものです。もはやそれだけのためと言い切ってしまっても過言ではありません。

生活必需品ならまだしも、嗜好品寄りなアパレル商品が、陳列やレイアウトで売れるならそんな楽なことはないですし、そんなうまい話もほぼありません。あったとしても一過性。

そりゃそんなんで売り上げ上がるなら楽ですよ。でもそれで売り上げ上がるなら、逆に販売員なんていりませんよね。ヒートマップ気にする無能ブロガーどもにも同じことが言えると思っています。

まとめ

誤解しないでください。私は、ヒートマップ自体がいらないと言っているわけではありません。例えば月間数千万、数億、それ以上の PV を誇る超大規模サイトなどであれば、ヒートマップを用いたマーケティングは大事です。

私が言っているのは、たかだか月間数千 ~ 数万 PV 程度の弱小個人ブログがヒートマップを気にしたところで、何にもならないということ。私の個人ブログも 2021 年 10 月は 138 万 PV 行きましたが、それでもヒートマップなど気にしません。

もっとやるべきことがあることを、私はわかっているのでね。
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