来春に笑おう!受験生に知らせたい入試マインドセット

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入試で勝つためには、他の受験生が、間違えないところは死守し間違えるところをなるべく多く正解すればいい。確かにそうですが、やはり他の人が間違えるところは、こちらも間違えやすいものですよね。特に、あまり見慣れないものが入試にでると当日、「あれ?あまりやっていないから自信ない」と、悩んだあげく直感とは逆の方を選んでしまった、不正解。あるある~

1 真面目に考えすぎると間違えちゃう?

ある実際に入試で差がついた設問をヒントに、差をつけられる、差をつけられないためのマインドセットをお伝えします。

問 次のうち、下線部の発音が異なるものを選べ (注:下線が引けないので太字にしています)

1  Satan   2  break    3  Asia     4  spread

シンキングタイムスタート!





この問題では、かなりの受験生が3をアジアと読みます。また、ほとんどの受験生が4をサタンと読みます。そうすると、spreadの読みに自信がなければ、アジアに自信満々だと3にしてしまい、アジアをエイジアと読むいうことはわりとよくでる知識なので、それを知っている人は1にしてしまいます。

そして、

実は、3はエイジア、4はセイタンと読みます。多くの受験生が、「ええ、まさか、Satanがセイタンなんて」「ひっかけだ~~」「細かい、奇問だ」と嘆くところです。「入試なら、大人なら、Satanはサタンでしょう。Asiaは確かに学校や問題集でも出てきたから、知らなかったこちらが悪いかも、、、でも、サタンは、、、」と。

2 入試はクイズ大会

入試は競争です。ですから、基本的には、勉強していてもしていなくても高校生の誰もがそう思うでしょ、というものが出ていたら、怪しんでください。「クイズ大会」という意識で臨みましょう。今、チャンネル開けばクイズばかりですが、みんながわかるものは普通、出てきませんよね。(簡単めの問題をスピード勝負にして演出して出題するものも多いですが。)

3 クイズと思えば、、、

テレビ番組を見ています。

「次の問題です。Satan の読みは、サタン /  セイタン どちらであるか?
ちなみにAsiaの読みを知っている人は参考にしてください。」

こう聞かれたら、かなり多くの人が、「え?もしや英語ではセイタンなのか?」と気づくはずです。

そうなんです。入試問題でSatanなんて、滅多にお目にかからない単語をわざわざ発音問題の選択肢に入れてきた。=「サタンではないのだよ、気づいてくれよ」という担当ディレクター(ここでは大学出題者)のサタンどころか聖人のような優しいメッセージなのです。もちろん、多くの人がサタンと読むのだと思っているので、出題していますから、
上のような出題は、いわゆるバレバレすぎるので、実際のテレビならもう少しひねってきますよね。

よく、出題している方を想像して、プロファイリングして相手の想いをくみとって入試は攻略する、といい、というのを耳にしませんか?

これもその一つ、Satanは、セイタンなんですよ。某大学で実際にサタンの読みがカギになる問題出ています。生徒に解いてもらうと、10人中9人はマンマとサタンに引っ掛かります、まるでサタンに誘惑されたかのように(笑)。「いやあ、spreadかなあ、と思ったんですけど、Satan=サタンは絶対だし」ということで、Asiaにするかspreadにします。途中で修正する人もいますので、正解率は25%程度、入試として「いい問題」、受験生にはサタン?(しつこい)

ところが、彼らに、「はい、問題です。突然ですが、(指さして)Satanです。この単語の読みは?シンキングタイムスターット」というと

ああ、そういうこと???と、アハ体験(古い)

入試はクイズ、重要なマインドセットです。入試の時に緊張して急いでいるからこそ、入試というものを真剣に受けているからこそ余計に見失いやすいものです。このことを意識して今から入試へ向けて学習していけば、当日にマインドが働いて差をつけられます。

※ちなみに、この大学は、キリスト教系ではないのに、なぜかかなりマニアックとも思える協会関連単語を発音問題に限って出してくる、というのは、実は入試攻略のワンポイント情報。といってもchoirとか(チョイアーではない!(笑))いくつかに限られているので、まとめてお伝えしているので、攻略できます。ただ、Satanは私も意外でした(笑)












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