出品したチャットボットについて振り返ってみる

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先日、チャットボットのAPIをココナラで出品した。
ココナラへの出品自体初めてで、正直書き方が合ってるのか、わかりやすい文章を書けているのか未だに不安だ。

出品ページへの書き込みだけでは私がどうしてこのようなプログラムを作ったのか、といったことを説明しきれなかったので、たまたま見つけたこのブログに書いてみることにした。お付き合い頂ければ幸いである。

今回出品したチャットボットは、私が数年前に「地域SNS」というのを考案したのがきっかけで開発した。地方創生とか地域おこしとかそういうことに興味があって、過疎化が進んでいる故郷にプラスになるWebアプリを何か作りたいと思ったのだ。単なるSNSでは面白くないので、「地域のことを質問したら答えてくれるマスコットキャラ的なチャットボットがSNS上に常駐していたら面白いのではないか?」と考えた。
「面白いのではないか?」と考えた頃にはもう開発を始めていた。このときに作ったプログラムが今回の出品物のベースになっている。

ちなみに、一時期の過度な流行は落ち着いてしまったように思うが、少し前に人工知能やディープラーニングといった言葉がかなり出回っていたので、チャットボット=AI、みたいに考えている方もおられるかもしれない。だが私が作ったボットはそういうのとはちょっと違って、ルールベースの一問一答形式のもので、いわゆる「人工無脳」と呼ばれるものだ。AIを探している方には申し訳ないが、「AI」という言葉が想起させるような万能AIチャットボットではない
だが、その分シンプルだ。テキストファイルの編集と画面表示で、チャットボットが構築できる。後はテキストファイルの文面を工夫すれば、独特の口調でやり取りを楽しめるマスコットキャラにもなり得るし、もっとお堅い感じの問い合わせボットにして問い合わせ対応等の通常業務への負荷を軽減させる、といったことも可能だ。APIなので画面表示は購入者様の方に設置頂くことが前提になっているが、なるべく購入者様の負荷を軽減できる方法が無いか現在模索中である。なお、その模索に当たって、どんなサイトで、どんな用途で使いたいか等ヒアリングさせて頂けると非常にありがたいので、私の出品物が気になったという方はお気軽にメッセージを頂けるとありがたい。です。

ちなみに、先述した地域SNSは張り切って作ってリリースしたがなかなかユーザーが集まらず失敗してしまった。反省点はいくらでも思いつくけれど、ここでそれを書いても言い訳にしかならないのでやめておく。

たとえサービスが無くなっても、そのために書いたプログラムは残る。このプログラムをサービスと一緒に終わらせるか、活かせるかどうかは自分次第。私はひとまずこれをココナラで出品するという形で活かせないか、というのを考えて実行している。

この出品を通して、購入者の方がご自分の目標とするサービスを実現して頂ければ甚だ幸いである。
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