自分のことは意外とわかりにくい

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コラム
ゲートキーパー講習会に参加してきました。
ゲートキーパーとは、命の門番のこと。
悩んでいる人に気づき、寄り添い、必要な支援につなげて、見守る人のことです。

日々メンタルヘルスを意識していると、周りの人の些細な変化を敏感に察知します。
そのため、プライベートで相談を受けることも多々あります。

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講師の先生が、当時の東日本大震災の支援に携わったことで、ご自身のメンタルヘルスがどのように変化したのかについて振り返っておられました。
「周囲の人の変化に気づくことはできますが、自分のことは意外とわかりにくい」と仰っていて、深く頷きました。

専門家の医師でも、大きなストレスがかかると、メンタルヘルスが脅かされると話されており、私は大きくうんうんと頷いていました。
同様に、私も保健師という、人をサポートする立場でありながらも、双子育児の時にうつ状態に陥ったことがあったからです。

もちろん、専門家であっても、メンタルヘルスが脅かされることはありますし、それは決して弱いことでも恥ずかしいことでもありません。
今ならハッキリとそう言えるのですが、当時は「専門職なのにこんな状況になってはいけない」「こんな気持ちになるなんて私の心が弱いのかな」「専門職なのに医療機関に頼るなんて恥ずかしい」などという気持ちに陥っていました。


このように、周囲の変化には敏感であったり、相談を受けたりすることはできるのですが、
自分のこととなると、意外とわかりにくく、客観的に見れなかったりするものなんだと思います。


これを読んでくださっているあなたは、今どんな状態ですか?

 ・憂鬱な気分
 ・気分が落ち込んでいる
 ・何にも興味が持てない
 ・何もないのに涙が出てくる
 ・物事を悪い方向へ考えてしまう
 ・眠れない

こんな症状はないでしょうか。
もし、あてはまるものがあるなら、私と少しお話してみませんか。
相談することで、自分の状況に気づくことができます。

「なんだかよくわからないけれど…」という状況を整理できると、解決への糸口を見つけやすくなりますよ。
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