漫才のネタがやり尽くされてしまったら・・・

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「泣いてる我が子を見捨てる母親どこにおる。あの子は私が絶対守る。お腹を痛めた親ですから」
これは,和牛の「オレオレ詐欺」というネタで,水田さんの母親役を演じた川西さんのセリフです。いいセリフですよね

和牛はこれをちゃんと「笑い」という形で提供していましたが,私は笑うと同時に,グッとくる,ちょっと泣ける,そんな感覚にもなりました

落語の場合は「人情噺」というものがあって,本格的に泣かせる話もあったりしますが,このネタをみて,「漫才にも人情噺的要素を取り入れたらいいのに」という気持ちがさらに強くなりました

ただ,これを「笑い」として成立させるためには,かなりの技術や話芸が必要になると思います。和牛のこのネタも,お二人の演技力がなかったらここまでウケないというか,笑いをとるのが非常に難しいネタだと思います

漫才のネタもかなりやり尽くされた感があったりしますから,未来の漫才は,「人情噺的要素も取り入れ,話芸で聴かせる漫才師が生き残る」なんてこともあるかもしれません
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