笑いに「点数をつける覚悟」と「点数をつけられる覚悟」

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和牛は,M-1グランプリ 2016 2017 2018 と3年連続2位でしたが,どの年も「和牛が優勝だったのでは?」と思った方も結構いるのではないかと思います。和牛のファンではない方の中にも

もし審査方法が違っていたら,例えば,「最終決戦も点数制だったら和牛が優勝していたかもしれない」と思ってしまうほど僅差だったという印象を受けました

ここまでくるともう好みです。というより,そもそも笑いは好みです。「好きじゃない」と思うものを見て,「おもしろい」と感じることはあまりありません

和牛のネタはどれも完成度の高いものでしたが,そのいわゆる"完璧な漫才"があまり好きではないという方も当然います。そういう好みが審査に反映されたとしても,それは別に不公平なことはではないと思います

そもそも,こんなにも好みの違いが出る「笑い」というものに公平に点数をつけることなどおそらく不可能です。演者も審査員もそれを受け入れたうえで,あえて競技漫才に挑んでいるという感覚を,視聴者である私たちも共有してもいいような気がします
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