ケガをしたときは。

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今回は捻挫、肉離れ、打撲などの日常でよくあるケガをした時の対処法を紹介致します。
私が鍼灸、トレーナーの専門学校に入学してすぐに学んだ分野です。
世界ではすでに日本の数歩先をいっています。
ちなみに、骨折や脳震盪、切り傷は対処法は変わるのでまた別なので、機会があれば紹介したいと思います。

足首を捻挫した時、ふくらはぎの肉離れをした時など、どうするべきなのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

●現在、日本で主流のケガの対処法

日本では現在までの長年に渡り、RICE処置というものが主流でした。
RICEとは下の通り急速、冷却、固定、挙上の英語の頭文字をとったものです。

・RICE処置
Rest:休息
Ice:冷却
Compression:固定
Elevation:挙上

今でも日本ではこれが主流ですね。私も学校でそう学びました。

●ちなみに海外では・・・

海外ではRICEから発展してPRICE, POLICEといった言い方に変わりました。

・PRICE処置
Protection:保護(患部にそれ以上のダメージを負わせないように保護する)
Rest:休息
Ice:冷却
Compression:圧迫
Elevation:挙上

・POLICE処置
Protection:
Optimal Loading:適切な荷重(場合により適切な荷重が治癒を早める)
Ice:冷却
Compression:圧迫
Elevation:挙上

しかしながら、これらRICE, PRICE, POLICEは急性期の処置のみに焦点を当てており、急性期以降の慢性期については無視されています。
そのため数年前から下のPeace&Loveが謳われるようになりました。
急性期についてはPeace処置、急性期以降についてはLove処置です。

・Peace &Love処置
Protection:保護
Elevation:挙上
Avoid anti-Inflammatories:抗炎症薬回避
Compression:圧迫
Education:教育
&
Load:荷重(適切な)
Optimism:落ち込まない
Vascularisation:血流促進
Exercise:運動(適切な)

注目すべきは今まで一般的だったIce(冷却)が無くなっている事です。
冷やすことが良いことなのか科学的にしっかり証明されておらず、人間の治癒過程を阻害しているとの考えからICEが外されたとのことです。

これから研究が進めば対処方法が変わってくるかもしれませんね。

では。
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