アナリティクスで何を見るの?

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。
SEO対策でアクセス50倍にさせた松嶋俊です。

これから自社サイトを管理する担当から、

「アナリティクスはどの項目を見るんですか?」

と、よく聞かれます。また合わせて

「こんなに項目があると何をみていいか分かりません」

とも、聞かれます。長年アナリティクスを見てきた経験から言わせてもらうと、ベンチマークしている項目は数個程度でサイトは良い方向に改善されるようになります。(あくまでも僕の経験上です)

では、何を見るのかというと「目的」によって見る項目が違います。項目が多いアナリティクスで見ても見ても全く結論がでないドツボにはまる典型的な例として「アナリティクスを見る目的」を持たずに解析しようとしています。

Aという駅に行こうとしている二人の少年がいるとします。
一人は、ゴールのA駅について覚えていて、A駅に行くための手段を頭の中で考え、進み出しますが、もう一人は言われたゴールのA駅を忘れて「僕はどこに行くんだったのか?」とあたふたしながら、なんとなく歩き始めている状況を見て、どちらが早く目的地にたどり着くと思いますか。

ありきたりなたとえ話ではありますが、アナリティクスを見るときに目的を持たずに見てしまうと、色々な数値が見れてなんだか解析をしている自分がカッコよくなり、それで満足してしまうケースがありますが、これではサイト改善の有効な手段は見つけることはできません。

そして、サイト改善するためには色々な項目が存在します。

・アクセスを増やす
・売上の構成をしる
・流入元
・コンバージョンに関わった流入元
・コンバージョン経路
・直帰率

アクセスを増やすために必要なデータと直帰率の改善するためのデータは違いますよね。また、売上の構成を知るためのデータとコンバージョンされた経路を知るデータは異なりますよね。

目的によって見る項目が違うのは、こういうことです。

目的がなければ、自己満ですし、特定ページのアクセス元を知りたいのであれば、流入元を見る必要がありますし、または、売上の構成を見たい場合は、商品の販売状況を見る必要があります。


あなたが知りたいのは何ですか?


もう一度あなたが知りたい内容を書き出してください。そしてアナリティクスを見るときは必ず目的を持ってみることで、有効な解決策のキッカケをつかめるようになります。

ぜひ、お試しあれ。
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