【キャリアチェンジ事例】ソーシャルビジネスの経験や知識を生かしSDGs関連のサービスを出品。グローバル視点で日本の企業をサポート

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。ココナラ広報です。
ココナラには自分の経験や知識そのものをサービスとして出品し社会に還元している出品者さんがいます。

今回は、最近何かと話題にのぼるSGDsに関するサービスを出品しているLydia Maki B ビジネスラボさんにインタビューさせていただきました。
フェアトレードの会社の経営など、ソーシャルビジネスに携わってきた経験から、コンサルの依頼を受けることが増える中、ココナラでソーシャルビジネスやSDGsに関するサービスを出品しています。どのような依頼があるのか、どのような想いでサービスを提供しているか、お話を伺いました。

Lydia Maki B ビジネスラボさんのサービスURL

【経歴・キャリア】豊富な海外ボランティアやソーシャルビジネスの経験

もともと海外で活躍したいという想いが強く、学生の頃から海外に行ったりボランティア活動をしたりしてきました。大学でも国際関係のことを学び、商社で国際物流部門に勤務し、青年海外協力隊の経験を経て、2012年にフェアトレードの輸入会社を創設しました。

フィリピンと縁が深く、フィリピンの人々の心の豊かさや土地柄に惹かれ魅力を感じていました。しかし、現地の方々は「どうせフィリピンは貧しいから」と卑下してしまっているケースがあり、彼らの自己肯定感を上げ、自信を持ってもらい、そして安定した収入を得て経済的にも豊かになれるよう、フェアトレードの事業を始めました。

そんな中、ソーシャルビジネスやSDGs関連のコンサル依頼が増えていきました。ただ、出張やイベントが重なり、なかなか時間が取れずにいました。

【出品をはじめたきっかけ】コロナ禍で時間が取れるようになりコンサルサービスを出品

コンサルの依頼を受け始めたのが2018年頃で、本業が忙しくコンサルまで手が回らないことが多かったのですが、コロナ禍となり出張やイベントが無くなったことで時間が取れるようになりました。そこで、オンラインであればコンサルのお仕事ができると思い、ココナラで出品することにしました。

【ココナラで出品しているサービス】SDGs関連のコンサルを中心に企業の取り組みをサポート

ココナラで出品した当初はソーシャルビジネスの起業や創業の相談を受けるサービスの依頼が中心でしたが、今年に入ってからはSDGsの取り組みをサポートするサービスの売れ行きが伸びています。
SDGsの目標設定や、認証申請の代行など、ゼロから事業を立ち上げるのではなく既にある事業の中でのSDGsに関する取り組みをサポートすることが多いです。
ご依頼いただくお客様の業種は、建設業、IT関連企業、商社などさまざまです。
SDGsの認証を受けないと行政からの委託業務ができないという事情をお持ちの法人様からのご依頼もあり、時代の中でSDGsが広く認知・浸透されてきていると実感しています。

【取引実例】意識せずとも自然とSDGsの取り組みを実践している会社に気付きを

SDGsに関するご依頼をいただくお客様の多くが「うちの会社はSDGsの取り組みができているのか分からない」という不安を抱えています。
実際にお話を伺ってみると、例えば省エネの器材を用いていたり、雇用の福利厚生が充実していたり、SDGsが掲げる目標と合致している点が多く見られます。それをお伝えすると「自覚していなかったけれど、ちゃんとSDGsの取り組みができているんだ!」ととても喜んでくださいます。

実例として具体的なエピソードを上げますと、元々社長がアレルギー体質だったことから、赤ちゃんでも安心の建材を採用しているという建設業の会社さんから依頼を受けたことがありました。
SGDsについて知ったときに「あれ、これってうちの会社がすでにやってることだ」と気付かれて、私のもとへ「自社の取り組みをSDGs視点で訴求するとどうなるか」とご相談いただきました。ご相談の結果、お客様が予定していなかったSDGs関連の認証や助成金に応募できることが分かり喜んでいただきました。

【やりがい】SDGsの視点で会社の「良い取り組み」を再認識していただくことで事業成長の可能性を広げる

実際にはSDGsを意識せずともSDGsの取り組みを実施している会社さんに、できていることをお伝えして喜んでいただくと、私もとても嬉しく誇らしい気持ちになります。

『SDGs』という言葉の認知度が上がっていますが、言葉だけが独り歩きしてしまい、実際にどのような取り組みが該当するのか、それぞれの目標とはどのようなものなのか、という点の理解はまだまだ、という部分があります。
私は、それぞれの法人が取り組んでいる「良いこと」を「SDGs」という世界基準の指標に当てはめて”翻訳”するようなイメージで、ご依頼に応えています。

日本において実直に運営している企業の多くが、SDGsの取り組みを実施していますし、その素地がしっかりとできていると感じています。その取り組みの素晴らしさに改めて気付いていただき、そしてSDGsそのものにも意識を向けていただくこと、それが私の仕事であり、やりがいを感じる部分です。

SDGsの枠組みで会社の取り組みをアピールすることで、その会社があらためて注目されたり、新しい取引先を増やせたりする、そのきっかけを作れたらいいな、と思っています。

【ココナラで出品するメリット】場所や時間の制約を受けずに仕事が受けられる

ココナラでは関東からの依頼が多く、私自身は熊本在住なのですが遠方からもお仕事を受けられるのはココナラの良いところだな、と思います。

また、現在子育て中なのですが、出産した数日後にもココナラのやりとりができたというのも、オンラインプラットフォームならではのメリットですね。
リアルで会いに行ったり、あるいは電話でやりとりしたり、という方法は時間の制約が発生してしまいますが、ココナラのテキストチャットでのやりとりであれば、場所だけでなく時間の制約も受けないので、非常に助かっています。

【出品の価値】モノではなく経験そのものを社会に還元できる

これまでは、実際に商品を流通させたり、人と会って事業を進めたり、という働き方をしており、輸入業や物流の世界で働いてきました。

それが、ココナラでサービスを出品することにより、自分自身がやってきたこと”経験”という無形資産を社会に還元できるということを実感しました。
人生の中で得た知識や経験が、他の人の役に立つということは、本当に嬉しいことですし、モノではなく「経験」や「知識」や「スキル」といった形のないものに価値をつけて販売し、人と人を繋げられるココナラは本当にすごいな、と感心します。
ココナラは、ルール内であればどんなサービスでも出品できるため、SDGsなどのニッチな分野のスキルを開放できるという点でも、とても価値があると思います。

【夢・展望】SDGsやソーシャルビジネスの認知を広めチャレンジを応援していきたい

SDGsは広く認知されるようになってきましたが、まだまだだと思っていますので、より始めやすく、認知されやすいように、SDGsでお困りの企業をサポートしていきたいです。
また、SDGsだけでなく、ソーシャルビジネスに関しても「やってみたいけれど、難しそう」というお声をよく頂くので、ハードルを下げてチャレンジしやすくなるよう手助けしていきたいと思っています。

今はニッチな分野でも、これから先の時代を見据えて、どんどん広がっていく分野だと思いますので、これからも精力的に活動していきたいです。

Lydia Maki B ビジネスラボさんの自己紹介動画:
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