情報の価値は相対的な差で生まれます

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ビジネス・マーケティング

情報の価値を考える

電子書籍を出版しようと思った時に「自分には書くことが無い」と
思ったことはありませんか?
実は私も最初は思っていました。
何の実績もない自分が誰かの役に立つ情報など持っていないと思っていました
電子書籍を出版する時に越えなければいけないのは
このメンタルブロックなんです。
心のブレーキがかかっているんですね。
情報の価値を絶対的なものとして捉えているからなんです。
影響力のある学者や大企業の社長など社会的に地位のある人が出す情報は
だれからも絶対的な価値を持っています。
ココを目指していては名もない影響力のない著者は情報を出せません。
わたしたちが目指すべき情報は知識の深さでなく
他人との相対的な知識の差から生まれる相対的価値を持つ情報なんです。

あなたの知っているは誰かの知らない

電子書籍で文章を書いて情報発信する時に決して100%すべてを知っている
必要はありませんし、誰も知らない凄い情報である必要もありません。
なぜなら、どんなに小さな情報でも、それを知らない人から見れば
役に立つ情報になるからです。
つまり、あなたの情報を知らない人に発信すれば役に立つ情報になる
ということなのです。
今までは多分、自分自身の持っている情報だけにしか着目していなかった
と思いますが、それを読んでくれる読者を意識すると
こんなに小さな情報でも役に立つと思ってくれる人がいる事に気が付きます。
これが無名の著者が電子書籍で書くべき情報になります。
「あなたの知っているは誰かの知らない」なのです。

電子書籍の情報は解決策です

相対的価値のある情報は見方を変えると読者の悩みを解決する
解決策とも言えます。
電子書籍を買おうとする人は悩みを解決する情報を探しています。
その解決策を書いて電子書籍にすることで、どんなに小さな情報でも
それは読者の解決策であり役に立つ情報になるのです。
そして、その解決策はニッチで狭い、非常に具体的なものであるほど
特定の読者に強くささる情報になります。
不特定多数のひとへの広い範囲の解決策ではなく
一部の必要な人にのみわかるニッチなジャンルである必要があります。
だから、逆に名もないあなたが役に立つ情報を持っている可能性があるのです
だれでも人生で生活して仕事をして、趣味を持ち、生きています。
それは一人ひとり別のものを持っています。
それぞれが人生の中から情報の棚卸をすればニッチで小さな情報が
必ず出てきます。
言い方を変えれば生きていれば誰かの役に立つ情報は必ずあるということです
そして、自分と同じ境遇の特定の人に向けて情報を発信すればいいのです。

情報の仕入れ、キュレーションという手法

また、情報を作る手法にキュレーションというものがあります。
それは、ネットや本から得た情報を自分の価値観でリライトして
オリジナル情報として発信する手法です。
オリジナルと言っても2次情報ではありますが、あなたの価値観や考え方を
そこに入れることで他と違う視点や価値で差別化できます。
ブログ記事を作る時にやる手法ですが、電子書籍の記事を作る時にも
実践してみてください。
もちろん丸コピーはだめです。
あくまでもあなたのオリジナルとしてリライトする必要があります。

読者の悩みとあなたの情報

電子書籍のテーマ探しは読者の悩みを探すことから始めます。
絞り込んだ小さな悩みを探し出して、あなたの持っている情報と照合します
誰かの解決策をあなたが持っているジャンルが電子書籍のテーマになります。
読者の悩みとあなたの情報が交わったところが
役に立つ情報になるのです。
別に、あなたの情報を解決策にできる見込み客を特化ブログで集客する
という方法もあります。
これは読者の属性を絞り込んで集客する方法です。
これに成功できれば、あなたの情報が届く読者だけが集客できます。
商品の作り方で言うと前者は「マーケットイン」市場で売れる商品を作る手法
で、後者は「プロダクトアウト」自商品を買ってくれる人を集客する手法
ということです。
どちらにしても、読者の解決策とあなたの情報をマッチングすることで
売れる情報にすることを考えます。





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