脱!読みづらい資料~メリハリをつける~

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読みやすく分かりやすい資料を制作し、正しい情報を伝えよう!
ということで、第2弾は「メリハリをつける」です。

目線を誘導する

メリハリをつけるということは、要するに「目線を止めたい部分を強調する」ということです。 

こちらの画像をご覧ください。
資料_アートボード 1.jpg

前回「余白をあける」ということをお伝えしました。
読みやすい紙面を作るための工夫のひとつです。

ただ、この状態だと全部の文字が同じサイズなので、特別目線が止まるところがありません。
なので今これを見たあなたの目線も、上から下にスーっと流れていっただけかと思います。

ということで目線が止まるところを作ってあげましょう。
今回は「タイトル」と「見出し」を強調します。
(「○○についての説明書」がタイトルで「見出し××」が見出しです。)

これらを強調する(目線が止まるところを作る)ことによって

・これは何についての書類かがすぐわかる。
・パッと見でザックリと内容を把握できる。
・あとで見直す際に情報を探しやすい。

というメリットが生まれます。
では実際強調するにはどういう方法があるでしょうか。

1.文字を太くする

資料-02.jpg

手っ取り早く強調できるのが「文字を太くする」ことです。

余分なスペースも必要ないのでレイアウトを考える必要もあまりありません。
ただし、フォントによってはあまり差がなくメリハリが弱いこともあります。

2.太く+大きく

資料-03.jpg

文字を太くした上に大きくもします。
本文との差がつけやすく、非常にわかりやすくなります。

タイトルは1番目立たせたい部分なので、本文の2~3倍くらいに。
見出しは本文との差は出るけどなじみよくしたいので本文のサイズ+5くらいがいいかなと思います。

もちろんタイトルや見出しの長さにもよるので一概に「これでOK!」とは言えませんが、これくらいを目安に考えれば作りやすいです。

3.色をしく

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文字の大きさはあまり変えずにしっかり強調できます。
マーカーで塗ったように文字の下半分の辺りにだけ色を置くのもかわいいですね。

色を選ぶときは
・文字に近い色にすると読みづらい。
・明るすぎる色は悪目立ちして逆に読みづらい。
・モノクロ印刷すると思っていた色じゃなくなる。
ということが起きることがあるので注意してください。

迷ったときは「春に合いそうな淡い色」をキーワードに考えると、選びやすく失敗も少なくなります。

4.小さくするパターン
逆に「文字を小さくした方がわかりやすいパターン」があります。

資料-05.jpg

注釈や引用したところなど「ちなみに……の説明」は小さくした方が読みやすいです。
もちろん、小さくしすぎるとそれは物理的に読めなくなるので注意。

【結論】メリハリがつくと読み手が楽

ただ文字を並べるだけだと、読み手が情報を探すのに少し手間がかかります。
その手間をちょっとでもなくしてあげると、伝えたいことが伝わりやすくなりますので、ぜひ試してみてください。

弱いメリハリはあまり意味がないので、つける際は「パッと見で違いがハッキリわかる」くらいに!

ほなまた!( ´Д`)ノ~バイバイ

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