阿修羅ワークスプラグイン講座03 忘れがちなコストベース思考

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大事なことそれはコストベース思考

まだ具体的なプラグインの使い方に入らないのかって? そうです。まだ入りません。
プラグインを使いこなす前に、そもそもサイト構築とはなんぞや? ブログアフィリエイトとはなんぞや? という基本を少しでも理解しておいたほうがいいからです。

で、とても大事なことが「コスト=費用」です。
私のプラグインはほぼなにかを自動化するためのツールなのですが、なぜ自動化するのかというと「楽」だからというのもあるのですが、楽とはなにかというとコスト=費用が低い、ということなんですね。
コスト=費用ってなに? というとなかなかすんなり答えられなかったりします。

というわけでコストベース思考について考えていきましょう。
よく言われるのが、


利益 = 売上 - 費用


です。

例えば、20円のジュースを100円で販売すると、利益は80円となります。
例えば、90円のジュースを100円で販売すると、利益は10円となります。

費用はなるべく安いほうがいい

このように利益を上げるには費用をなるべく抑えた方がいいわけです。
ただ費用は低ければ低いほど良いというわけではありませんよね。

安い食材、安い生地、安い人件費を使った商品やサービスというのは、品質に問題を抱えることが多かったりします。

逆に品質にこだわり過ぎると買い手の予算に合わず売れなかったりします。
また競合他者(ライバル)の動きにも注意が必要です。
自由競争下の資本主義社会において、品質は変動相場です。

自分がいくら品質が良いと思っていても、他店が同じ品質で出していれば平凡という評価になってしまいます。
同じ品質でも人件費の安い国で作れば、当然利益は多くなります。

自由競争下の資本主義社会ではなにもしなければ評価は下がる

自由競争下の資本主義社会というのは重要な概念で、基本的には競争によって商品やサービスの価値と価格は上昇していきます。

ということはつまり、なにもしなければ陳腐化していくし、平均で平凡な知識や技術は競争に負けることを意味します。

しかし、競争に勝とうとして品質を上げようとするとコスト=費用が嵩むことになり、利益は逓減して行きます。

産業革命がヒントになる

そこで、イギリスで18世紀半ばから19世紀にかけて起こった産業革命を思い出してください。

産業革命では分業化と機械化による効率化が進みました。さらに近代では機械による無人化と自動化が進みました。

商品の単価を上げ続けることには限界があるので、製造コストを下げるしかないのです。

もっとも高いコストは人件費である

ここでようやく、コンテンツ制作のコストを下げるにはどうすればいいか? という話です。
コンテンツ制作のコストの中で、もっとも高価なのが人件費です。

なぜ人件費がもっとも高価なのかというと、人間の時間は誰もが一緒で平等だからです。
1時間は1時間です。1時間仕事をする、ということは1時間寿命を切り売りすることだからです。

コストベース思考で大事なことは、まずは自分の人件費がどの程度なのか? 知ることです。
自分の時給がいくらなのかを把握しておきましょう。
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