阿修羅ワークスプラグイン講座01 SEO=ライティング=テキストマイニング

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阿修羅ワークスプラグイン講座の不定期連載をスタート

今回から阿修羅ワークスプラグイン講座の不定期連載をスタートします。
私が開発したWordPressオリジナルプラグインを使うための無料講座となります。

法人以外で、WordPressを使う人のほとんどの目的は今やブログアフィリエイトではないかと思われます。
いまさらブログアフィリエイトについては説明しませんが、どうすればブログアフィリエイトで収入を得られるのか? と言えば、集客問題を解決するに他なりません。

SEOが成功の鍵

アフィリエイトは広告なので、テレビの視聴率に相当するのがアクセス数で、つまり要は集客なんですね。
では集客を成功させるにはどうすればいいかというと、みなさんよくご存知のSEOということになります。

SEOというのは検索エンジンからの検索ユーザーを増やすように最適化をする、という意味です。
そして、集客を成功させるというからには、集客には失敗というものがあります。

なにもしなければ集客は常に失敗する

早い話がなにも対策をしなければ集客は常に失敗します。
そもそも論なのですが、ブログに集客があるという時、いったいユーザーはなにをキッカケとして訪問しているのでしょうか?

答えは検索エンジンです。GoogleとかYahoo!とかBingなどがあります。
他にはTwitterやFacebookといったSNSがありますが、共通して言えることはブログを単に書いただけでは検索エンジンでヒットしないし、SNSでも話題にはならないのです。

 情報は無料で得られるが届けるには税金がかかる

この現象は既に始められている人であれば、身を持って経験していることだと思います。
ネットでは、情報は無料で得られるけれど、情報を届けるには税金がかかるんですね。情報の非対称性があるんです。

税金というのは比喩ですが、コストと言い換えれば分かりやすいでしょう。
我々がネットで今情報を引き出せるのは検索エンジンあってのお陰と言っても過言ではありません。

じゃあ、検索エンジンに情報を拾ってもらい載せればいいのでは?! ということになるわけですが、そうは問屋が卸さないんですね。
理由は大きく分けて3つあります。

1.検索結果の上位しかクリックされない
2.類似コンテンツは評価されない
3.どうすれば上位表示されるかは秘密であり定期的に変化する

 検索エンジンの上位のサイトに8割のアクセスが集中する問題
まず困ったことにクリックされるのは検索エンジンの上位のサイトだけということです。

上位のサイトというのは、1ページないしは画面内に表示されているサイトです。大体8割のアクセスが集まると言われています。

SEOで成功すれば東京ディズニーリゾートの1日の来場者数を軽く超える

どれだけのインパクトがあるかというと、例えばWordPressというキーワードでGoogle検索の1位になったとします。
2021年1月13日現在で「約 1,670,000,000件」なので、約16億7千万件のサイトがあることになります。

概算ですが、サイトが16億7千万件あるということはそれを管理する人もまた16億7千万人いると考えることができます。
少なくともWordPressに興味がある人は16億7千万人以上いると推定できます。

その人達が「WordPress」というキーワードで検索した際に、上位のサイトに8割のアクセスが集まるので、例えば検索結果が1ページに10サイト表示されていれば、その8割ですから約13億3千万で、10サイトで割ると1サイトにつき、約1億3千万のアクセスが集まる可能性があるわけです。

もちろんこの数字は可能性であって、実際どうなのかまでは分かりません。
分かりませんが、検索結果に上位に表示されることがだれだけのインパクトがあるか想像できると思います。

例えば、自分のサイトにアクセスした1万人に1人(0.0001%)の確率で商品が売れるのであれば、1億3千万×0.0001で1万3千人が商品を購入する可能性があります。

商品単価が1000円であれば13000万円だし、商品単価が5000円であれば6500万円の売上となります。
余裕で新築が建ちます。

因みに東京ディズニーリゾートの1日の来場者数は平均約7万人ということですので、物理的な制約がないネットでは1日に数百、数千万人を集めることが可能です。
こうして考えると、検索エンジンの上位に表示されること=SEOがどれだけのビジネスチャンスに繋がるか理解できると思います。
あなたはこの事実を知っていましたか?

SEOについては20年以上前から知られていましたが、儲かると分かれば企業だって黙ってはいません。
なんたって東京ディズニーリゾートを超える集客を得られるわけですから。

レッドオーシャン化した世界

2021年現在、SEOはプロとプロがガチンコ勝負するガチガチのレッドオーシャンとなっています。
レッドオーシャンである理由は、「2.類似コンテンツは評価されない」からです。

ちょっと頭の回転が速い人であれば、「検索エンジンの上位表示されているサイトと同じコンテンツを作ればいいんじゃないか?」と気が付くでしょうし、実際のビジネスではライバル会社と類似した商品やサービスをリリースをすることは多々あります。

しかし、検索エンジンにおいてそれは許されません。類似コンテンツは評価されないんです。
なぜか? それを許すと、上位サイトと似たコピーサイトが乱立するからです。
なので、SEOでは類似コンテンツではないオリジナルコンテンツが求められます。

コピーコンテンツ問題

ここで頭の回転が速い人であれば、「そうなるとオリジナルコンテンツって時間とともに無くなっていくんじゃないか?」と気が付くでしょう。
まったくその通りです。

そのコンテンツを掲載したサイトが消滅しない限りは、ネット上には情報がどんどん蓄積されて行きます。デジタルですから腐りません。
類似コンテンツが評価されないということは、つまりはオリジナルコンテンツを創出することが求められるわけですが、既出ではなく知る価値があり、かつ検索需要があるコンテンツというのはそうそう創れるものではありません。

例えば、「猫と私」というテーマで3本のコラムを書いて下さい、ということであればまぁなんとか書けると思います。
しかし、「猫と私」というテーマで100本とか1000本のコラムを書くとなると、難易度はかなり高くなります。

過去作品と内容が被っては駄目だし、他の著者のネタとも被っては駄目です。
ネタがなくなる以上、書けば書くほど苦しくなりますよね?

テキストマイニング

SEOではこういうことを求められているわけです。
埋蔵量に限りあるダイヤや金の採掘(マイニング)と似ています。
ですので、テキストマイニングとも呼ばれています。
検索にヒットする文脈を採掘するという意味です。

どうやって採掘するかというと、とても簡単。ライティング(文章執筆)あるのみです。

ですので、SEOで成功するには「SEO=ライティング=テキストマイニング」となります。
誰でにもできていつでも始められるけれど滅法難しい。それがライティングです。

もう1つレッドオーシャンとなっている理由があります。
「3.どうすれば上位表示されるかは秘密であり定期的に変化する」からです。

せっかく上位表示されてもそれは永遠不滅に続くものではなく、コンテンツの価値は変動し、また上位表示されるルールも変わります。
苦労して積み上げてきた収入が一瞬のうちに消え去ることだってあるし、鳴かず飛ばずだったサイトが一夜にして人気サイトになることもあります。

サクセスはアクセスから

ブログアフィリエイトが集客に左右される以上、ある程度SEOとはなんぞやということについても学習する必要があります。

SEOをマスターしなければWordPressを使えないわけではありませんが、せっかくWordPressを使って情報発信したとしても、誰にも届かないのであればやっている意味がないですよね。

一応WordPressプラグインの講座なのでSEOについて具体的に深堀りはしませんが、プラグインを使いこなすにはSEOの基礎知識は必須のため、序盤はもう少しSEO絡みの雑談をします。
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