#4【人間関係】異文化

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コラム
異文化と交流すると聞くと諸外国の方々との交流を考えます。
国により文化は様々であり日本とは違う考え方や生活は違います。

海外に行ったり、それぞれの国の方々ふれあうことは大変勉強になります。
自分との違いを理解し認めることができると
それまでの自分自身の価値観を広げることになるからです。

実は…同じ日本人でも同じことが言えると考えます。

日本人同士ですと…
同じ文化の中で育ってますが…
養育環境の課程や育った環境により、それぞれの自己文化を
形成していますので「えっ?」と感じる場面も少なくありません。

私たちは、子供の頃から学校・クラブ活動、職場など…
様々な場面で集団行動をしています。

誰もがその異文化とふれあい、交流すると自己との違いに
葛藤・対立・反発が起こります。

しかし交流する中で他者との違いを意識できると、
次第に受け入れること・認めることできるようになっていきます。

これまでの自分に執着し自我に左右されず、客観的に自分を見つめ他者との交流ができるようになると、精神的な充足感を得ることになります。

「結婚」はどうでしょうか?
私は…同じ日本人でも国際結婚のようなものだと考えます。

○○家という国と、●●家でという国…
育った環境も受けた教育などまったく違う文化
といっても過言ではありません。

結婚し、一緒に暮らし始めるとそれまで自分の当たり前が通用しないということは誰もが感じているのではないでしょうか?

細かいことでは…
モノの置き場・食事の時間・掃除の仕方や洗濯物のたたみ方…などなど

そして何より根源である「考え方」も。

お互いにコミュニケーションをとり、受け入れ・理解し・認めることと歩み寄ることで調和を計らなければ破たんしてしまいます。

それぞれが「自分が正しい」と主張するだけではなく、
客観的に見る習慣が必要になるように感じます。

自分が「違う」と感じるということは…
相手も同じように感じています。

「違う」と感じることは悪いことではありません。
「違う」ことを認識できれば…
歩み寄ることも受け入れることもできます。

つまり自分と違うことを認めることができるようになります。
これができると自分の成長になります。

だからといってすべてを認めることはありません。

人間関係での悩みはこの「違い」が発端になることが
多いように感じます。

この「違い」を感じた時に…

到底、受け入れられない…
絶対、歩み寄れない…
ということもあるのです。

そんな時は、離れるという選択で良いのです。
自分の心を壊してまで付き合う必要はありません。

1つのモノサシとして
どんな人とも「異文化」という認識があれば
悩む材料は1つ少なくなると思います。


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