【論述対策】 キャリアコンサルタント合格までにやった事

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こんにちは!キャリアコンサルタントのシンです(^^)
今回は論述試験のポイントをお伝えしたいと思います。
「試験官じゃないのに本当なんですか~」との声が聞こえてきそうですが、、
そもそもこれができたらOKという指針が出されていないので一つの参考にしてもらえたらと思います!
根拠として、私自身試験に一度落ちてしまい、下記の点を意識する事で合格をもらえたので何を意識したのかをお伝えしていきたいと思います(^^)

1.不足点を意識する

論述は相手の表情、口調はわかりません。
文面からそれらを読み取る必要があります。
論述のポイントとしては「答えはない」です。
どういう事?と思うかもしれませんが、キャリアコンサルタントの解釈によってこのワードがカギになっている、○○かもしれないと仮定しその方の話を聞いていく事が重要になっていきます。
そもそも相談にきているという事は何か上手くいっていない現実があり、
それをどうしていくのかというのが1つのポイントになります。
キーワードとしては
・自己理解
・仕事理解
・他己理解
・自己啓発
・意思決定力
・情報収集
・組織理解
・コミュニケーション

この不足によって上手くいっていない現実がある、その事に本人が気づいているかどうか、そしてどのように気付かせていくかが問われています。
例えば
CL「会社を辞めて転職したいと思いまして・・」
CC「なにか辞めようと思うきっかけがあったのですか?」
CL「仕事がつまらなくなって、、、新しい事に挑戦したいと思いまして」
CC「つまらなくなって、、の部分を詳しく聞かせてください」
CL「昔から仲良くしていた方が退職する事になって、新しく人は入ったんですが、なんかうまく合わなくて・・・」

このようなやり取りがあったとしたら
最初は「転職したい」という内容から
「新人さんと上手くいっていない」と変わってきています。
新人と上手くいかない
→つまらなくなった
→転職したい
という流れが分かると思います。
ではその新人さんと上手くコミュニケーションが取れていたらCLの仕事に対する「つまらない」はどうなるのか。
これが「楽しくできると思います」という回答になるのであれば
このCクライアントが必要な事は「コミュニケーションの不足」「組織としていの理解不足」が課題だと考えられるという流れができあがります。
後々「新しい事をはじめたい」「転職について」の部分をきいても良いと思いますが、この方が言いたい事は「転職したい」ではなく、
「職場の新人と上手くいってなくて会社を辞めたい」という事です。
これが主訴ですね。

ではその続きとして新人と上手くいっていない理由やエピソード、そう思うようになったきっかけ等を深堀していくと、「こういうことがありました」と過去を話してくれると思います。
この考え方は論述・実技ともに使える知識ですので抑えといてください。

2.今後の具体的な展開

論述・実技ともに「この後面談が続いた場合、どのような展開をしますか」という問題が必ずあります。
その時にやる事が抽象的だと減点をくらいます!
私はそれで落ちたと思います。。笑
やる事というのは「CCの判断、その根拠、具体的な支援内容」この3拍子で書くと説得力が増します。
上記の例でいうと
仲良くしていた方が退職になった事で、元気をなくされているかもしれないので、業務で楽しかった事を語ってもらい、課題に向き合えるように支援する」みたいな解答になります。イメージとしては実際に何をするのかがわかるように答える事です。
本番では長文からニュアンスをくみ取る必要があるので上記の解答と少し違いますが、このような解答の仕方を身に付けておいてください。
ちなみに実技試験の場合、声のトーン・表情・姿勢等非言語的コミュニケーションを根拠においてもOKです。
「仲良くされていた方が退職される」と話をされている時に声のトーンが下がり、元気がなくなったように感じたので・・・といった具合です。

3.傾聴、理解、共感をする姿勢を敢えて書く

「引き続き傾聴、共感を示しながらラポールを形成する」
これを書いたから合格したのかはわかりませんが、少なくともCLに寄り添う姿勢がみられるので減点にはならないと思います。
相談時、CLとは初対面の設定です。
忘れがちですが、事前に守秘義務は伝えられていますが、
信頼関係はまだ構築できていない状態です。
ですのでこちらも論述・実技ともに解答に入れました。

4.下記の語句を使って解答しなさい~の対策

そもそもその語句の意味がわからないと解答のしようがないと思います。
幸いそこまで難しい語句や言い回しは出題されていませんが、年々難しくなっていくと予想されます。
論述の過去問を解くとわかりますが、語句が多少違うだけでニュアンスや解答できる内容はほとんど同じになります。
過去問を繰り返し行い、自分のテンプレートを身に付ける事が近道になります。

次回は実技試験について、合格するために意識した事をお伝えしていきたいと思います(^^)








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