米アマゾンがサードパーティ販売品について補償を進めているという話

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ビジネス・マーケティング
米国のアマゾンがサードパーティ問題について、動きはじめています。

すでに米アマゾンは売上の6割をサードパーティセルラーが占めると言われています。そのサードパーティセルラーの販売品によるトラブルが多発していることを受けて、対応をはじめたかたちです。

アメリカ議会で問題視されるほどのトラブルも起きているようで、対応を迫られていました。

・先日、サードパーティセルラー販売品購入に関する利用規約を改定
・9月1日からは、トラブルがあれば、直接アマゾンに伝えてよいとなる
・さらに8月11日の発表ではトラブルに応じて、最大1000ドルの損害補償を支払う

かなり具体的でつっこんだアクションプランになっています。

すでに集団訴訟なども多数おきているようですので、サードパーティセルラー問題が、アマゾン内で、それだけ火急の事案となっている所作といえます。

アップルをはじめ、GAFAM米国IT大手は、近年非難の矛先になることが多いですが、今回のトラブルはアマゾンの体制が招いた事案です。

今後アマゾンがどう火消しをしてくるのか、対応とその後について、EC事業者は引き続き注視していく必要があるでしょう。

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