もうブログはストックではありません、ご注意ください

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ビジネス・マーケティング
WordPressでブログを書いて、13年になります。

わたしはファンが増えるというよりは、Googleからの集客で売上を伸ばしてきたタイプのブロガーです。

そんなわたしが、2017年頃から思っていたことがあります。そして、今回それを裏付けるように、データもでましたので共有します。

ブログはストック。

そんな魅力に期待してブログをはじめたかたもいると思います。しかし、残念ながらもうGoogle検索においては、ブログ記事は時間がたてばたつほど、その集客力を落とすアルゴリズムになりました。

上図のグラフはブログ記事のアクセス数(赤)、それらの記事由来の売上(青)です。

相関しないのです。

そして、わたしのブログ記事はたまたま投稿に比例して、伸びていますが、これは1日4投稿して、維持できているトレンドです。

それくらい、昨今のGoogle検索結果は、Twitter検索を意識したアルゴリズムに変化しています。

2020年11月19日
「ググる」より「タグる」?-Z世代の情報処理に関する試論的考察

すでに、ニッセイ基礎研究所の2020年の調査では、Z世代については、検索において、「最近、検索によく使うサービスという調査をみると、Googleが33%、Twitterが31%、Instagramが24%、Yahoo!が12%」とレポートを書いています。

Google検索が、その地位をSNS検索におびやかされていることは、疑いようがないでしょう。

つまり、かつて、ブログはストック、と言われてた時代は以下の前提があった、と理解すべきなのです。

・Google検索自体がそもそも右肩上がり(検索方法があまりなかった)
・検索されるそのキーワードが右肩上がり(まだまだ増えるジャンルだった)

ですので、こういう時代においては、Google検索でヒットする記事を書いていれば、ブログはたしかに、記事をかけば書くほど検索され、そしてその検索自体が右肩上がりとするならば、それに乗っかれて右肩上がりになったわけです。

こうしたかつての時代と、いまは残念ながら違うのです。

ネットショップでも楽天やアマゾンが強かった時代はもう過去のものとなっていて、多くの人は、ネットスーパーやお気に入りのショップやメルカリや、さらには海外からの直輸入など、あらゆるショップを使い分けていると思います。

そして、そういった人は今後増えていくことは、想像にかたくないでしょう。

つまり、こうした細分化の流れは、今後減ることは考えづらく、だとすれば、Google検索に依存するブログが、永遠にストックでいられることは、難しいといえます。

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メディアは数年単位で、ほんとうにすぐに変わってしまいます。

こうしたことも、1995年からインターネットに関わって、多くのメディアの隆盛を見てきたからこそ、察知でき検証して確認してみよう、と思えるわけです。

つねに変わるネットメディアについて、ご相談があるかたは、ぜひお気軽にお声がけ下さい。
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