今日の過ごし方 ２０２１年５月１２日（水）

今日のイメージ：

挫折から立ち上がるには、褒めてくれる理解者が必要なサルさん

知的でいくつもの才能があり、印象は穏やかです。何をやらせても比較的器用にこなしますが、どうもやる気が続かず飽きっぽいので浅い知識が散らかる傾向があります。

ですが、褒められればやる気になる。

そのやる気は継続できるものではないので、次に仕上げたときにも褒められないと確かな物には成りませんが、落ち込んでいる時に気持ちを上げるならば「褒めてあげること」ですね。

特に「自分にしかできない仕事」だと周りが認めていることで評価されると「自分の居場所を見つけた」という確信を得ます。ですので、次もまた「褒められたい」。

素直に頑張るだけならば可愛いのですが、サルさんの場合は、「他人に意地悪してでも自分が優位に立って褒められたい」という欲求に変わるところが少し問題です。

誰かを犠牲にして褒められても充実感や満足感は得られないということを知っておく必要があります。

「自分にしかできない仕事」または、「自分にしか作れない作品」を手掛けるのが好きなので、少し難解だなと思う分野や高度なテクノロジーに興味を持つ傾向があります。または、本業としては社会的に認知されていない職業の技術にも興味を持ちます。そういう分野で個性的に新分野を開拓してゆくことで達成感を覚えるタイプなのです。

協調性は全くと言って良いほどありませんし、妥協するのも苦手ですのでサラリーマンには不向きですが、個性や才能を生かす分野でしたらやる気を見せます。

現実的な適職は、「芸能など個性を生かした表現力を発揮する仕事」「芸術を通して自己主張を表現する仕事」「自分の考えを他人に伝える仕事、評論家」「講演をする人、ただし教育的仕事は除外」「プロデューサーや編集者、コーディネーターのような仕事」「音楽に関する芸術的な音響技術に関わる仕事」などです。芸術性のある物は全て適職です。

個人主義で単独行動を好むので、「ひとりで出来る仕事」が向いています。

「そんな分野では食べてゆけない」とか「そんな分野では成功するわけがない」「騙されているに違いない」と周りから批判されることもありますが、そういった理性を優先せずに最終的には「やりたい」と思うかどうかという感情を最優先して判断することになるでしょう。

周りが反対しても、「好きだから」「やりたいから」という自らの気持ちを優先します。

ですが、踏み出すまでには非常に時間が掛かる。それは、やはり「引き留める力にも反抗できない」からです。理性的な思いで反対してくる周りの意見も完全には排除できません。ですので、本人の中では結論が出ていて考えはしっかりあるのですが、実際の行動はかみ合わないことが多いのです。

ですので、チャンスを逃してしまうことが多々あります。

また、途中で予定変更されるのが苦手なので、打ち合わせで決まったことを当日大幅に変更されるような環境がとても苦手です。サルさんは、作品を世に出したり発表したりする時には「完璧を求めます」ので、成功させるために下準備を欠かしません。なのに、当日それを覆すような変更が発生したら努力が水の泡になるだけではなく、臨機応変に対応することは不可能で、「頭の中は真っ白」になってしまうのです。

「今更、変更なんて出来ない」という思いばかりが頭の中をグルグル回ってしまって冷静さを欠きます。

ですので、アナウンサーのように速報で「原稿が変わるような仕事」は絶対に無理です。

自分の発表する作品には自信を持っています。教育した後輩にもです。ですから、それを批判する存在が現れると通常の穏やかさは消えて「全力で相手を攻撃し始めます」ので、そういうところには触れないようにした方が仲良くできるタイプです。現実離れした特殊な才能を持っているので「相手を呪ってでも攻撃したい」と思えば簡単に実行してしまいます。

こんな性格なので、身内とは折り合いがつかないことが多いようです。まず第一に「親の言うことを忠実に聞くタイプではない」し、自らが懸命に考えて取った行動の結果を否定したり非難してほしくないから。褒められたいけど叱られたり批判されたくはないのです。ですから、親から見れば「融通性の利かない子」という印象を持つでしょう。

それでも、本当に意気投合できる人に出会うと肉親以上の親密さになる特徴があります。身内ではないから適度な心の距離感があって互いを理解し合えるのでしょう。こういう相手が現れれば「周りの意見を聞かない」性格は緩和します。

最初は「少し近寄りがたいな」という印象を与えてしまうサルさんですが、一度踏み込んでしまえばその純粋で心地よく沸き上がる水源のような性格の魅力に惹かれて行きます。広大な海のように誰でも包み込むような魅力的な包容力はありませんが、その泉を愛し近付いてきてくれた特定の相手に対しては、季節や日照りなどの環境に左右されず常に心地よい水と安らぎの場所を提供します。

日照りが続いてダムや川が涸れたとしても、その泉の周りだけは水が涸れることは無く、木は青々と茂り湧水が湧いている。強すぎる太陽も木漏れ日に変わる場所になっているイメージです。

中年期は、責任感が強いまじめな努力家に成長しますが、内面に幼児性が残っているため上手く行かないことが在ると挫折しがちです。あれほど先輩の背中を積極的に追っていたのにと思うほど、少しの失敗で全てを失ったような顔つきに変貌してしまうので、何か別の事で褒めてくれる人が周りに居ないと自力では立ち直れないことが多いようです。

ですので、信頼できるパートナーの存在はとても重要です。純粋だけど大人に成り切れないような性格を含め良いところも悪いところも全て受け止めてくれるような相手との出会いを早々に果たすことが生きる上で重要なポイントとなります。

そういったパートナー的存在が居ない状態で挫折すると、仕事上で立ち直れないだけではなく家庭生活までその精神の不安定さがにじみ出て影響を与えてしまいます。これは一重に「プライドが高いから」なんです。

褒められることで初めて自信がついて堂々と歩きだすことが出来るサルさんは、批判されるのが何よりも怖いので「次も褒められるように」するために必死で「完璧を求めます」。しかしながら、自分が完璧だと思って出した作品が批判対象に成ったり、それが原因でトラブルが発生したとなるとショックは計り知れない。

全ての自信を喪失する場合もあれば、抜け殻になって無気力に誰とも会いたくなくなるほど社会と自分の間に分厚い壁を用意して外界の情報を遮断してしまいます。

そうなると、社会とのかかわり合いは不可能です。実家に戻ってご両親と同居生活に逆戻りということは十分に考えられる選択肢ですね。

実は３０歳くらいまでは、そのようなことが繰り返される可能性が高いと出ています。ですので、早々に信頼できるパートナーを見つけておくことが重要です。自分の長所も短所も理解してブレることなく愛してくれる相手が見つかれば、この波乱は止められます。ここまで落ち込むことは無くなります。何よりも気持ちが常に前向きで居られるようになるので、「悩み何てないでしょ？」と周りから言われるほど楽天的に成ります。

そういう風に成ってしまえば、若々しくエネルギッシュな中年期に早変わりです。

色々な分野で成功を収めて明るさも神経質な面も全て個性として内在した魅力的な存在になる事が出来ます。一生のうち前半で苦労した場合は、苦労した分だけ後半は運気が上昇します。「前半と後半が逆転する運気」の働きです。

ただし、前半に苦労が少なく金銭的にも贅沢をしていたとするならば、後半は尻すぼみに成ってしまう可能性がありますので、運気が快調である時に、自己中心的な考え方を自らコントロールできるようになることや相手に思いやりを持つ行動が出来るように準備しておかないと、訪れる波乱に対応できないかもしれませんので、ある程度社会に適応できるような謙虚さは発揮できるようにしておいた方が良いでしょう。

サルさんの場合は、前半に苦労して後半では新たに自信を取り戻すことが出来、新しいことを見つけて好奇心を取り戻す運命に成っています。

その間は自信を喪失したり世の中には悪い人が居るのだということを知ったりします。特に恋愛問題では家族を巻き込むような落ち込みを見せる可能性があります。ですので、特に不倫のような関係には注意しましょう。必ず運気を取り戻すことが出来ますので、落胆し過ぎずに前向きに生活しましょうね。

そんなサルさんは現在、「ひとりの時間を大切にしたい時」を迎えています。

活発に外に出るよりも今までの時間を振り返り反省したり軌道修正したりしながら次のステップに向かう足掛かりを作って行く時間に成りそうです。少し「試練」のうような意味合いがあるのですが、この躓いたような感覚は無意味ではなく未来に有益な教訓となります。

ストレスが多くなりそうですが、上手にストレスを手放してリラックスする時間を作りましょう。家族ときままにショッピングすると仕事や同僚とのかかわりを忘れて羽根を伸ばすことが出来そうです。気持ちが弱くなっているので、普段なら引っかからない誘惑に引っかかる可能性があるので、そのあたりは注意しましょうね。

今日の傾向

「何事も急がず慌てずマイペース」に、ほどほどに楽しみほどほどにお仕事をするスタンスで過ごしましょう。今日は何事も平等に行う運気です。

スピードを求められる現代では難しいかもしれませんが、冷静に考えてやり直すことのない確実な方法で着実に物事を片付けた方が良い。その動機が正しくて無理が無く今後も続けられることならば願いは叶いやすく、「順調に進展してゆくための勢い」のようなものを手にすることが出来ます。

ただし、平等に降り注ぐ「勢い」であるため、必ずしも実力のある人だけに降り注ぐものではありません。実力も無いのに、この勢いに乗ってしまえば持ち上げられた後に苦労するでしょう。ですので、一見順調そうに見える運気ではあっても緊張感を伴うにらみ合いになる可能性は残っていると言えます。

勢いで地位の昇格があったとしても努力を怠ってはいけません。よそ見するのも手抜きをするのも駄目です。良さそうなお誘いの裏にある不安定さを理解して用心しなければならない状況です。

そのため、「せっかくのお誘い」ではあるのですが、「引き留める力に従って延期する」場合もあり得る。

一歩踏み出したい気持ちはやまやまですが、なにか心に引っかかるものがあって前進できません。意外と身近な家族や身内のような位置から邪魔が入ります。

自分のことを優先すると意見は対立して喧嘩になる場合もある。身勝手すぎると更に折り合いがつかなくなってしまうので自らの行動を客観視して冷静に判断する必要があります。チャンスに焦らないことです。

冷静に周りを見渡せば、意外なまでに各人の思っていることや行動を手に取るように理解することが出来る日でもあります。苦労せずに正確な情報を入手することが可能です。周りからお膳立てが多い日です。しかも、「あなたが何やら動きそうだ」という収穫のようなもので集まって来る仲間たちが多く、欲絡みで接近してきます。

こういう人たちとも「そつなく楽しむ」くらいにして深入りしない方が良い。

ここで誰もかれも信用して集団の中心に持ち上げられてしまっては、本当のチャンスが来たときに手が届かない所へ流されてしまう可能性があります。しかも、欲深い人たちの中の一人が本当に欲しかったチャンスを横取りする可能性もある。

だからこそ、今日は「何事もほどほどにそつなく対応する」ことが重要なのです。

押し上げられてしまうと、周りに気を使いながら行動をしなければならなくなります。大変ストレスが多いのに確かな方向を示してくれるような相談相手は居ません。毅然とした態度を見せなければならないけれど中身は空っぽと言う場合もあります。ただ、過去の頑張りから見て「この人を押し上げておけばお飾りになる」という感覚で添えられる場合が多く不本意なことが次々起こるようになってしまうのです。

選ばれたことは誇りある事なので、感謝しなければなりませんが、だからと言って自分の状況や実力と相談せずに何でも引き受けて良いわけではないということです。頑張った人だからこそ巡ってきたお誘いなので自信を持っても構いませんが、何も考えなしで引き受けると危険だということです。

衝動に任せて動くのが最も悪いことであり、それが人に押し上げられての行動だと更に悪い方向に引きずられてしまう可能性がありますので、マイペースでも自分がしっかり納得できる方法で自分を見失わない行動の選択をする必要がありそうです。

見せかけのチャンスに飛びつかないことで、本当のチャンスを掴むようにしましょう。

運気の乱れる時間帯について

運気が乱れるのは、未明3：00～明け方の5：00と夜の21：00～23：00頃。

やると決めたら計画通りでないと気が済まない輩の登場です。思ったように勧めることが出来ないと不機嫌な上に、周囲に道を譲っても「あの時言ったことは確かに正しかったのだ、認めろ」と執拗に迫って来るので「面倒くさい奴だなぁ」と思う瞬間がありそうです。しかも、同じことを何回も何回も繰り返していて話が終わらないから「もう、分かったから」と言ってやりたくなる瞬間がありそうです。

今日の開運ポイント

都合の良い話が転がり込んできやすい運気なのですが、実際の生活習慣や家庭環境を考えると即断しずらいところが多々残っている話であることが多いようです。

お誘いがあったという事実は、今までの頑張りが引き寄せた結果なので、誘ってくださる方には感謝の気持ちでいっぱいですが、後先考えずに始めてしまうと大変苦労しそうなお話の様なのですね。

身内の状態も考えずに自分の気持ちひとつ勢いひとつで即断してしまうと、後から身内に恨まれる結果に繋がりそうなので、しっかり考えて状況を見合わせることも時としては必要になるだろうということです。

そのチャンスがすべてではありません。マイペースに自己研鑽しながら次に来る「本当に手にしたかったチャンス」を手にすべきかもしれません。運気はその存在を示しています。

そんな中で縁があるのは、「そつなく振舞うこと」「そこそこ楽しむこと」「そこそこ働くこと」「新しい契約の話」「転居」「相談事」「金銭の貸し借りについて」などです。

ここで軽率な判断をしたり「財産を考えなしに売りさばく」「気が大きくなってドンと支払う」「上から目線の発言をする」という行動に出てしまうと、後々口論となって古い問題が浮上してきて混乱するだろうと出ています。