ドラムのKickのMIX時の処理

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レイミッカ
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こんにちわ、レイミッカです。

ドラムの音作りやミックス時の処理って難しいですよね。パラデータのミックスは悩むことも多いと思います。やること多いし。 今回はアコースティックドラムにおけるキック(バスドラム)のミックス時の処理についてお話しします。
キックのミックス時の音作りと処理について


AIに聞いてみる
最近は”AIが発達している”と多くのSNSで話題になってますよね。 とりあえずChatGPTに聞いてみました。 質問は 「ドラムのkickのミックスのやり方教えて」 すると

・EQによる調整
・コンプレッションによる調整
・音量の調整
・パンニングの調整
これらはあくまで一般的な手法であり、具体的な楽曲によっては、異なるアプローチが必要になることもあります。” とのこと。 各項目の内容は省略してますが、こういう話でした。 凄い、ChatGPT。正直、情報として充分すぎると思いました。 これを私なりの解釈を説明したいと思います。


EQによる調整

“まず、キックドラムのEQを調整し、不要な周波数をカットすることが重要です。例えば、低音域を強調することでキックの迫力を増したい場合は、100Hz以下の周波数を強調し、同時に500Hz前後の周波数をカットすると効果的です。”

そうですね、大体そんな感じかも。

・パラメトリックイコライザー
イコライザーは最初パラメトリックイコライザーを使っています。 パラメトリックイコライザーのアナライズを見てみると、まず大体のキックはこのような周波数になってます。
スクリーンショット-2023-06-08-9.50.11.jpg
不要な周波数をカットというと、まずどの楽器がどこの帯域を担当しているのか把握する必要があります。

帯域の被りを気にしすぎる必要はないですが、自分がその楽器にどの辺りの周波数を求めるかを考えることでミックスや音作りはしやすいと感じています。

キックはChatGPTが言うように100Hz以下を主に担当しますが、ロックやポップスなど多ジャンルで60Hz辺りを担当させることが多いです。(というか私が)

なので50Hz以下はカットし、エレキベースが担当すると想定される80〜100Hzあたりもカットします。40Hz以下は再生できないデバイスが多く、カットするだけでもクリアに聞こえます。
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