「学級は担任の鏡」
この一節に触れて、「子は親の鏡」という言葉と「学級は担任の鏡である」という、言葉を思い出しました。
基本的に子供は「先生」というだけで信頼してくれます。そして私たちの日々の言葉、行動、服装、表情、授業、給食・・・すべての場面から「○○先生像」「○○学級のムード」を作り上げ、学級内での行動様式や人間関係を築いていきます。
意図的なものであっても、意図しないことであっても、私たちの一挙手一投足が子供たちに影響を与えます。いわば、私たちの存在自身が教育課程なのです。それを「ヒドゥンカリキュラム」(1968、Philip W. Jackson)といいます。これが私は「学級は担任の鏡」と考えてきた理由です。
先生は自分のプロデューサーに
子供の前に立つ服装、教室内のレイアウト。やさしい言動を見つけたとき、心無い言動を見かけたとき、どのような言葉をかけ、どのような表情をするか。口調は?身振り手振りは?それらを意図的に行えるようになると、自分の学級をプロデュースできます。
理屈っぽい文章になってしまいました。まぁ、とりあえず、鏡より先に笑っちゃってください。