鏡は先に笑わない

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鏡は先に笑わない
以前読んだ「神さまとのおしゃべり」(さとうみつろう著・サンマーク出版)という本で印象に残った言葉です。(この言葉の出典は「鏡の法則」野口嘉則著・総合法令出版のようです)
「現実は、自分の心のありようを映し出す鏡である。それなのにお前たち人間は、目の前の現実を変えたいと願い、鏡の中の自分を先に笑わせようとして悩み、苦しんでいる。それは不可能なことじゃ。」そう、神様は主人公に教えます。
鏡の法則表紙.jpg

「学級は担任の鏡」

この一節に触れて、「子は親の鏡」という言葉と「学級は担任の鏡である」という、言葉を思い出しました。
基本的に子供は「先生」というだけで信頼してくれます。そして私たちの日々の言葉、行動、服装、表情、授業、給食・・・すべての場面から「○○先生像」「○○学級のムード」を作り上げ、学級内での行動様式や人間関係を築いていきます。
意図的なものであっても、意図しないことであっても、私たちの一挙手一投足が子供たちに影響を与えます。いわば、私たちの存在自身が教育課程なのです。それを「ヒドゥンカリキュラム」(1968、Philip W. Jackson)といいます。これが私は「学級は担任の鏡」と考えてきた理由です。

先生は自分のプロデューサーに

子供の前に立つ服装、教室内のレイアウト。やさしい言動を見つけたとき、心無い言動を見かけたとき、どのような言葉をかけ、どのような表情をするか。口調は?身振り手振りは?それらを意図的に行えるようになると、自分の学級をプロデュースできます。
理屈っぽい文章になってしまいました。まぁ、とりあえず、鏡より先に笑っちゃってください。

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