対人恐怖症について

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対人恐怖症

今回の内容は相談に来られる方が多い、対人恐怖症について書いていこうと思います。

対人恐怖症には他にも似たような視線恐怖症や異性緊張などがあります。
人と接することが苦痛になってしまうことにより、人によってはひきこもりといった状態になる方も少なくありません。
人によって原因は様々だとは思いますが、ここでも自分での思い込みによって、自分を苦しめている人が多いと私は考えてます。
その思い込みで一番多いのが、「周囲の人の目が気になる」です。
周囲の人が自分のことをどう思っているのか気になりすぎて、自分の中で現実に言われたことのないものまで自分であれこれと想像してまた苦しむといった悪循環に陥っている方がいます。
何故、人の言うことが気になるのでしょう?
そこには悩みを持ち苦しんでいるためか、自分に自信を持っていない方がほとんどです。
自分に自信が無ければ、自分の評価にも自信が持てません。つまり自分を正しく評価できないため、人からの評価が必要になるのです。
自分に自信を持っている人は、自分の考えを持ち、自分で正しく評価をすることができます。
そのため、周囲の人が何を言ってきたとしても、一つの意見と受け入れ、本当に必要であれば素直に受け入れますし、必要ないと判断すればその言ってきたことを気にすることを止めることができます。

他にも自分の中に思い込みがある場合があります。
よくあるのは、「人から嫌われたらいけない」と思っている人です。
人は各々価値観や考え方を持っているため、誰からも好かれていくのはほぼ不可能です。
全て人から好かれることが不可能であれば、嫌われても仕方がないと割り切ることも時には必要となってきます。
そこで好かれる努力を一生懸命するよりも、他で自分を好きになってもらう人を探す努力の方がきっとあなたも楽しめるはずです。

他にもよくある原因が、人から裏切られたことにより、「また人から裏切られてしまうのではないか?」と過去に囚われすぎて思い込んでいる場合です。
確かに過去に辛い経験をしたのだと思います。
しかしそれは今現在、現実に起きていることではありません。
つまりあなたは今もし過去にこだわり続けているのであれば、過去をにしがみ付く必要があるかどうか正しく認識してください。
過去に起きた現実はどうあがいても変わりません。
しかし過去に囚われないようにするには、自分が抑圧しているモノを正確に理解し、解放を行う必要があります。

自分の中にある必要ない思い込みを解いて楽になってみませんか。


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