ご挨拶と自己紹介

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こんにちは!
看護師・保健師経験があり、うつ病当事者でもある、さらと申します。
昨日、2024年3月12日より、電話相談等を始めました。

まず初めに「さら」って、誰?ですよね。
実は苗字もありまして、本名(本ペンネーム?)は貘餌(ばくじ)さらといいます。この名前の由来はおいおい書くとして、まずは自己紹介をさせてください。

私は大学卒業後、総合病院の病棟看護師として勤めていました。
患者さまから「ありがとう」「貘餌さんは丁寧にお話を聞いてくれるから嬉しいわ」などなど、ありがたいお言葉を受けながらお仕事をしていました。
しかし、病院とはあくまで治療の場。患者さまがご自身のおうちなどに帰られた後のことは、わからない…。
それがどうにももどかしく、もっと地域の人々と近い場所で支援したい!と意気込んで、新卒一年目にして転職することとなったのです。

さてさて、そんな意気込みで次なる職場として飛び込んだのは「地域包括支援センター」。おそらく聞きなじみのないフレーズかと思います。
簡単に言えば、地域で暮らす高齢者の方が安心して生活を送れるように支援する、身近な相談窓口なのです。私はそこで、保健師という立場で相談員のお仕事を始めました。
相談にいらっしゃるのは、困っているご本人ももちろんですが、そのご家族が一番多いのです。「介護が必要になってきた」「介護保険ってなに?」「近所に認知症の方がいて心配なの…」など、色んな相談を受けます。
地域の方の人生に携わり、その人の望む生活を送るための支援ができること。これは私にとって素晴らしいことでした。天職だ!と思い、毎日意気揚々と出勤していたのです。

ですが、その気持ちとは裏腹に「夜中にわけもなく涙が出る」「イライラして人にあたってしまう」「空腹感ではないけれど、何か食べていないと落ち着かない」という状態になりました。
当時は全く自覚しておらず、そのまま数か月勤務を続けたのですが…
ある朝、起きた瞬間にとてつもない吐き気と動悸が現れたのです。続いて、呼吸も苦しくなってきて、顔から手足の先に至るまでしびれも出てきました。
まがりなりにも看護師でしたから、すぐに「精神科にかからねば!」と思い、予約を取りました。

近くの心療内科にかかると、予想通り「うつ病と不安障害でしょう」と言われました。その時は、予想していたとはいえ、衝撃を受けました。お仕事もお休みしましょうと言われ、半ば茫然としながら帰路につきました。

お薬を飲んで治療を始めると、これはまた大変なことが待っていました。「貘餌さんは考えすぎてうつ病を悪化させているから、眠ったほうがいいね」と主治医の指示で、寝たきり生活が始まりました。同居人の力を借りて何とか生命維持をして、治療に専念しました。

それでも、起きている間、人間は思考するものです。

何がいけなかったんだろう?
何が原因?
私が弱いから悪いのかな…

色々考えに考え抜いた結果、一つの結論に至りました。

「やりたい仕事≠適正のある仕事」

ということでした。
仕事をしていく中で、どうしても「これ以上はできない」状態になることもあります。先輩に相談すると「さらさんはやれるだけのことをやったんだよ」と言われました。それでもどうしても、罪悪感が残るのです。やれることをやった、と割り切ることができない性格なのだと自覚したのです。

それが分かった私は、これもある種の「逃げ」であるかもしれませんが、お仕事を辞めることにしました。

だけど、だけどやっぱり。

たとえ解決に至らなくても、私は誰かの苦しみに寄り添っていたいのです。
そこで、私はココナラに出会いました。
ここでなら、気軽に相談できる環境を作ることができるのではないか。
もちろん、プラットフォームは様々あると思います。
人によりけり、自分の心を癒す方法があると思います。

すべての人の助けになれなくても、病気の有無にかかわらずとも、誰かにとって、少しの支えになれたらという一心で、活動を始めました。

まだまだ発展途上の私ではありますが、みなさまとの対話の中で、自分自身も成長し、よりよいサービスを提供できるように努めて参りたいと思います。

最後になりますが、自身の声で簡単なご挨拶をさせていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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