母の介護が始まった時のはなし①

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みなさまこんばんわ。
ひろこねこです。

今日は朝は寒さを感じていつも通りコートを着てきたのですが、
午後には暑くなりヒートテックを脱ぐくらいにまでになりました。
いまは気温の変化が大きくて服装が迷いますね。

私の息子は発達障害で小学校一年生なのですがまだ言葉を話すことができません。
そのため暑いのか寒いのかを話してくれないので様子をみながら洋服を選びます。
最近は本当に服装に迷う。。。


少しづつですが私の経験した過去をブログでお話していこうかなって思います。
いま私が笑って生活できているまでの変化を書かせていただくことで何かヒントになりましたら幸いです。


私の母はいつも悩んでいる顔をしていました。
特に一緒に住んでいたおばあちゃんが亡くなってから。
毎日何か白い紙にいっぱい文字を書き、暗い部屋で一人で休んでいる姿をよく見ていました。

そう。母はお金の悩みがあったのです。
おばあちゃんの病気を治すために健康食品を買ったり、健康器具を買ったり、、一番お金を使ったのは神頼みでいろいろな方が祈祷にきていたり、薬をかったり。。
そして残念ながらおばあちゃんの病気は治らず、借金だけが残ってしまいました。

そのころ、父もゴルフの会員券でだまされて会員になり、毎月の支払やボーナス払いが発生するように。

そして父が年齢的にお給料が減る年にもなってしまった。
母にはお給料が減ることも何もいっていなかったため母はお給料が急に減ったことに驚いていました。
でも父は自分は悪くないとまったく悪びれることもなく、母一人でかかえていたのです。

そのころ、母はパートにでていました。
でも母はあまり人付き合いが苦手なタイプのため職場でもなかなか馴染めず、職場を転々とするばかり。
でも、私や妹・弟にはバイトをしてほしいなど頼んだことはありませんでした。
唯一。母が私に泣きながら言ってくれたこと。
それは私が高校三年生の夏休み。大学進学を考えて夏期講習を終えたときでした。
「大学にはいかずに就職してほしい」
それが母のはじめてのお願いでした。

私も気づかなかったのが悪いのです。ただ正直思いました・・・

「もっと早くいってくれよ。。。」
なんてね(笑)

そこから進学から急遽就職に変え、高校の先生方が協力していただき面接の練習など行いました。

結果おかげさまで無事に就職できたのですが、残念ながら就職が決まったことを伝えたときの母の顔を私は覚えていません。

でもお金の心配はつきませんでした。
私のお給料・ボーナスはすべて家の借金返済で消えていき、私は毎日お昼ご飯代の1000円をもらうだけ。
出張するときは電車賃が足りるか心配し、飲み物を買うにも、これを買ったら電車に乗れないかもと買うことを躊躇する生活でした。

借金を2万円返金しては1万円かりてほかのカード会社に返すというダルマ式の借金地獄にはまっていたのです。

このままではいけない!!と母と相談し、一番苦しい家のローン返済のため家を売ることを決断します。

でもそれがまた母を苦しめました。
家を売るため一度アパートに引っ越しましたが売れるまでの間はローンとアパート家賃の二重払い。
妹・弟が専門学校に行きたいと言い出し、お金がかかる。


家が売れず、人に貸すことにしたのですが、その人が家賃を払ってくれなくなり、、、

母は壊れました。

急にぶつぶつとずっとしゃべりだしたり、急にとりみだるように。

「ああ。。母は病気になってしまった」と気づいて、急遽会社を休み、精神科を探していたまさにその時です。

バタン!!!!!!

すごい音がして振り向くと母が倒れていました。
周りには薬がいっぱい散らばった状態で。

すぐに救急車を呼び、病院へ。

結果、、、睡眠薬の過剰摂取でした。

それからです。母が壊れてしまったのは。。

独り言をずっといっていて、
じっとしていられずずっとうろうろ歩いている状態。
どこかに隠しカメラがあってみられているとか、電話が傍聴されているというように。

でも、いまの社会は、精神障害者に対する介護支援はあまりありません。
要介護・要支援の援助を受けるには身体的障害がなければ受けられないのです。

病院に入院できても3か月で退院させられてしまいます。
(3か月以上は入院させてもらえない決まりでした。)

誰にも頼れず。私は会社がありました。
心配しながらも母を一人にして会社にいくと、10分おきくらいに電話がかかってきました。
父は何もしてくれない。
妹は専門学校のために違うところに住んでいて帰ってきても一日くらいしかいてくれない。
弟も一人暮らしをしていましたが、我関せず、むしろ家賃が払えないから援助してほしいという始末。。。
私がやるしかなかった。

そして、さらに、母が抱えていた借金の問題と統合失調症で療養所にいる母の妹(私のおば)の管理も急に私の担当になりました。

いや~きっつ。

でもそこで私が負けたら、私が折れたら、家族は壊滅します。
少しずつ解決のために動き始めたんです!!!

続きはまた次回★

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