新しい波を描かなければ衰退する

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ビジネス・マーケティング

今の時代、この世の中にないサービスを探す方が大変な時代です。

今は何でも揃っているし、どこも商品クオリティが高い。
しかし売れない。


他が悪くて、自分だけいいというのであればお客様も選びやすいのですが、どこもいい商品を扱い、良い対応をしていています。

だから選ぶ方は「どこでもいいかな」となります。


今は、いい商品を作ることだけでは解決することはできません。
次の波を描かなければ。


では、この波とは何か?


それは、悩みの掘り起こしとその解決策の提案で未来が決まります。


どんなにいい商品、いいサービスの中でも不満は存在し、完璧なものは世の中存在しません。


例えば、


品質を上げて多機能にすればするほど新しい悩みが生まれます。
もっとシンプルな方が良いな、という悩みが。
その他


パソコンもこの数年で大きく姿を変えました。
ライフスタイルによって使い方が人それぞれ異なるからです。

これは、すべての業界に当てはまります。
例えばテレアポの業界。


電話代行もあれば、出来高制でテレアポし、成約ベースでの報酬体系となり、今では成約しなかったお客様に対してアプローチし、成約後の出来高制に変化しています。


このように、電話というものだけを見ても、形が様々に変化しています。


今の時代、手に職を持ち、それをサービス化するだけでは他との差が分かりません。

クリエイターのように作品に大きな魅力を感じない限り、その人に依頼する理由にはならないからです。

そうなると、安ければいいということになってしまう。


そして、お客様は判断基準が分からなければ、分かる範囲でしか比べる事が出来ません。

一番分かりやすいのが、価格。
だから、価格しか見なくなるだけです。


同じサービスでも、レベルに差があるのは当然です。
しかし、それはお客様に差を伝えていないあなたが価格のみ見るように誘導しているとも言えます。


成功する人と成功しない人の差は、ほんの少しの違い。
同じ戦略を行っていては、ドングリの背比べで、「自分の提供するサービスは最高!他とは違う!」と言うのはただのエゴです。


あなたの提供するサービスは素晴らしいと思います。

しかしお客様は、技術の違いを分からないことを前提にスタートしなければ上手く行きません。

それは、お客様はあなたと違ってプロではないからです。
そのサービスの良し悪しが、判断できないのです。


芸能人が、安いものと高いものを判断をする番組を見ても分かるように。

日ごろから良いものに触れている人ですら、答えを当てられないのに、一般人が判断できるほど洗練されてはいません。


だとしたら、あなた基準ではなくお客様基準にしなければ、その良さも伝わらないということです。


あなたはそのことを理解しつつ、次の波を探す必要があるのです。

今ある業界のサービスに、何か不満として浮上しているものはないか?
そして、それをサービス化して、解決することは出来ないか?


この視点を常に持つことで、次の一手が新たな成長曲線を描くことに繋がります。

ということで、今回はここまで。



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