販売者が考える完璧は、お客様とは違う②

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ビジネス・マーケティング

前回の続きです。

前回は、販売者側が考える「完璧」は、お客様にとってみれば「完璧」でも何でもない。
という話をしました。

今回は、もうちょっと分かりやすい例をお話ししますね。


例えば、ひざに穴が開いたジーンズってあるじゃないですか?あれって、穴が開いてるから格好良いですよね?
でもあれ、お婆ちゃんからしてみれば「あっ!こんなところに穴が開いてる」ってアップリケつける人がいるんですよ。

それって、そのお婆ちゃんの現実と若者の現実っていうのがまったく違うっていう事なんです。

お婆ちゃんからしてみれば「ああ、こんなボロボロのジーパン履いてかわいそうね」ってアップリケつけちゃうっていう現実。

でもこれ、若者からしたら「そんなところにアップリケしたら余計格好悪くなっちゃうよ、直さないでよ」っていう現実じゃないですか。

だから、そもそもの現実が違うんですよね。
だからこの


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販売者が考える現実と、お客様が考える現実っていうのは全く違うんで、それを押しつけたらいけないって事なんですよ、お客様に。
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そして「俺だったらこう!」っていう固定概念を持った瞬間にもうそれ以上にはなれないんですよ。
何でかっていうと、それ以上考える思考が止まっちゃうからなんです。

だから「俺だったらこう!」っていうのはもう今日からやめてもらいたいんですよ。
その瞬間に思考がストップして、「俺」以上にはなれないので。

なので「こう!」ていう固定概念はやめて、常に「お客様の現実」を考えて、「その人がどういうふうにしたらもっと良くなるかな?」「どうやったら満足するかな?」っていうところにフォーカスをずらしてもらいたいんですよ。

そうしたら「商品を完璧にしよう」などというエゴにとらわれる事はなくなるはずなんですよ。
結局それって、エゴなんですよ、単純な。

それよりは、お客様の願望にフォーカスして、商品で叶える事が出来なければ、特典で付ければいいだけなんですよ。
なので、販売者とお客様が考える「完璧」っていうのはまったく違うんで。

だから、あまり商品にこだわってるとそれはただのエゴになるんで、そうじゃなくて、お客様っていうのは、「結果だけ!」


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「結果」が手に入ればもうそれで満足なんですよ
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なので、商品に固執するのではなく、「結果」という部分にフォーカスをして、お客様とどうやったら良い環境を作れるか?
そして、どうやったら加速できるか?っていうのを視野において、それを商品とか特典に加えていくと、サービスのラインナップが向上すると思います。


ということで、今回はここまでです。



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